2009年5月アーカイブ

晴天続き

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先週末、天気が悪くちょっと行って帰ってきてしまった海へ再びバスで行ってきました。




昨日(金曜)から雲一つ無い晴天で日中の気温も20℃くらいとさわやかな陽気で絶好のお出かけ日和です。
駅前からバスにのり45分、目的地'TREGASTEL Sainte Anne'に到着。ここから歩いて数分でお勧めの海岸線の散歩コースへ行けると聞いていたので言われたとおりの方向へ進むと広い海岸線へ。

2009053002.jpg夏のバカンスシーズンになると多くの人で賑わうと聞いてますが今はまだ閑散と静がなビーチです。近所の人がランチしたり、犬を散歩させたりしている感じです。

ただ真夏でも水温は17、8℃くらいで、海水浴はちょっと無理との話。それでもビーチに日焼けを求める人達に人気だそうです。今日も数組のカップルが水着でビーチに寝ていました。
水の透明度は高く(1枚目)、きれいな青緑色。大きめの魚が泳いでいるのが見えます。

2枚目の写真(広角単焦点なので判りにくいですが)の上の方で真ん中やや左よりにこのあたりで有名な「ジャイアントロック」があります。微妙なバランスでチョコンと乗っかったような巨大な岩があります。そして夕方になるとピンク色に染まる岩もこのあたりの特徴で、今日乗ってきたバスの路線も15番という番号の他に'ローズピンク'とか'巨大岩'線らしき名前で呼ばれています。

2009053003.jpgでも、やっぱり夕暮れが一番良いですねぇ。この時期だと海沿いに泊まるか車でも無いと無理ですが・・



教会の鐘

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シゴトを終えいつものスーパーで買い物をして部屋に戻り、一休みしていると教会の鐘が沢山鳴り始めました。
教会の鐘は時報の様に鳴っているような気がしますが、時々沢山沢山鳴るときがあります。それは多分何かの合図のようなもので、たとえば週末のミサの時とか・・・
今日は何が有るのだろうと思い、まぁ天気も良いしひとまず教会へ向かいました。扉に今日の日付となんかコンサートと入場フリーらしき文字。静かに扉を開けると中に沢山の人が椅子に座ってました。
私も隅の方に座るとパイプオルガンの演奏が始まりました。
一曲終わると拍手で弾いていた人達も挨拶へ出てきました。多彩な演奏だなぁと思っていたら2人で弾いていたようです。パイプオルガンの重厚な音色は乾いた気候と石造りの建物ならでは響きなのだろうと思いながら暫く聞いてました。1時間半くらいで終わりふと見るとステンドグラスに夕陽が差し込み綺麗な模様が浮かび上がってました。

2009052902.jpgステンドグラスの手前にあるのが、映画などで出てくる懺悔するところの様です.言葉が通じれば私も懺悔したい気分になりました(笑)。

こっちの人の話だと向こう一週間くらいは天気が良く暖かいらしいので最後のラニオンを満喫したいと思ってます。ただ今日みたいに雲一つ無い夕暮れも綺麗ですが写真的には雲が居た方が画になるんですよねぇ。と贅沢な悩みかもしれませんが。

2009052903.jpgこちらが本日の日没直後の西の空とラニオン川です。綺麗な夕焼けの条件で雲は必須です。




もう一週間

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今、こちらは5月28日の午後9時過ぎです。予定では今頃荷造り中の筈がノンビリ全仏オープンテニス見ながらiTuneで日本の音楽流しながら・・・

日記を書いてます。シゴトの進捗が思わしくなく帰国が一週間延びました。6/6(土)に成田に到着予定です。昨日の打ち合わせで決まり、今日航空券の変更、最後のパリのホテル予約、ラニオンからパリまでの鉄道予約をして準備は完了です。
ラニオンからパリは飛行機だと1時間チョイですが、列車だと4時間かかります。今回帰国が延びる可能性があったのでラニオン~パリの飛行機は取りませんでした。パリ~成田は変更可能のチケットだったので手数料払って変更できますが国内線は駄目なようで、まぁ、決まったら現地で取ればいいやと思ってました。ところがいざ取ろうとすると片道飛行機ってやたら高いことが判明、往復だと片道1万数千円なのに片道だと45000円で3倍近い値段。ついでもパリ~成田も往復だと十数万でしょうが、片道だと65万円。これだったら往復買って片道だけ乗った方がお得なはずですが、それは出来ませんみたいなことがエールフランスサイトのFAQに書いて有りました。

なので、節約のため列車移動としました。まぁフランスが誇るTGVの高速区間に乗ってみたいというのも少々有りましたが・・・パリはモンパルナス駅着なので、そのままモンパルナスに一泊して翌朝シャルルドゴール空港へ向かい帰国です。

3回目の週末をどう過ごすかはまだ決めてませんが、まぁ延びた分、もしかしら1枚目の写真のような綺麗な夕陽が見れるかも知れないし。この夕陽は数日前、ラニオン滞在中で一番綺麗な夕焼けでした。(と言っても夜10時半過ぎですが)

2009052802.jpgそして2枚目の写真がおそらく満潮と思われる時間のラニオン川です。

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干潮らしき時間のラニオン川。時間も天気も違うのでイマイチ判りにくいかも知れませんが向こう岸の河岸の木を見るとイメージしやすいかと。。川の中に壁のようなモノがあって(3枚目)、これはカヌーか何かの競技場らしいですが、2枚目では完全に水没してます。2mくらい違うかもしれません。

海に行ったとき砂浜に打ち上げられたような船が沢山いたのは単に干潮時でそうなっていて、満潮になると海に浮かぶだけなのでしょう。ちょっと不思議な感じです。

2度目の海が見えるレストラン

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昨夜は今回の出張で2度目の夕飯お誘いがありました。シゴトが終わって夜7時半過ぎに会社を出発。
そして、お店行く前に前回と同様景色の良い海沿いの散歩コースを約30分ほど歩きました。1枚目の写真はその途中のビーチです。丁度満潮時間だったので砂浜があまり見えませんが引き潮になると広大なビーチになるそうです。このあたりは干満の差が激しく2m近く変わると話してました。
そう言われれば、街中のラニオン川も海から数キロ内陸にもかかわらず水位は相当変わっている気が・・近いうちに比較写真でも撮ってみようと思ってます。

案内してくれたコチラの会社のCEOさん曰く、「私の一番のお気に入りビーチ」だそうです。綺麗な弧を描いた海岸線は緑がかった色合いも相まって美しいです。何もせずに1時間でもボーッと出来そうな感じです。

2009052702.jpgこちらの2枚目の写真は、多分「人面岩」と呼ばれているらしい岩です。この角度から向かって左側を見るとチョイリーゼントっぽい顔に見えます。もうすこし右方向に回り込むと今度は右半分が横顔に見えてきます。ちょっとウルトラセブンの最終回に出てきた怪獣のような雰囲気ですがこのあたりの名物岩のひとつのようです。

今回の食事はシーフードというより、ピザやステーキがメインのレストランだったのでポテトとソーセージやベーコン、さいころステーキなどの串焼き風のメイン料理を注文しました。それとスモークサーモンのサラダ、クレープ風味のデザートとエスプレッソコーヒー。どれも美味しい料理でちょっと食べ過ぎ気味に・・・おかげで今日は小食気味です。ただ見た目のインパクトには欠けていたので写真は撮るだけ撮りましたが、まぁ載せるほどの感じでもありませんでした。

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ゆっくりコーヒーを飲んでいるときに丁度ヨットハーバーの沖にしずむ太陽。なんか映画のようなシーンで会社から空いた道で20分もかからずにこのロケーション、羨ましい限りです。
最後の写真はレストランのところから丘の上に見えたお城のような立派な建物(GRデジタルでズームは無く強引にトリミングしているので画質イマイチはご容赦願います)、「古いお城ですか?」と聞くと「あれはお城ではなく個人の家」だそうで、このあたりでは有名なお屋敷だそうでびっくりです。ホントにお城にしか見えません。

天気の良い夕暮れでいつも思うのが、この長くて綺麗な斜陽光、日本では見れない高緯度地域独特の景観でなんでもドラマチックに見せてしまいます。シゴトではなくノンビリとレンタカーでも借りて数日間海沿いのホテルでも巡ってみたいです。

ちょっと遠出

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今日は朝から、昨日の続きでシゴトの整理と資料作り。昼過ぎに目処が付いてきたのと今日も天気予報外れ気味で晴れてきそうな気配。


自転車で遠出するにはちょっと気が乗らないし(明日に疲れを残すとシゴトの進捗=帰国日に影響が・・)、バスはほとんど走らない。仕方無いのとお試しも兼ねて近くのちょっと大きそうな街まで電車で行くことに。。駅に行き適当に探していたら、St-Brieucとうところまで約1時間、帰りの列車まで2時間弱など丁度よさそうだったのでチケットを購入。駅に自販機があり、行き先なり出発時間を入れると列車を検索してくれてそのままICチップ搭載カードで購入できる。今までも仮想小旅行を企てつつ駅で検索をしていたので操作は慣れていました。
列車に乗るのはもう一つ理由があって、帰国するときパリまで移動にTGVを使うことも候補に考えています。飛行機の方が早いは早いですが、空港への便が悪いこと、パリもオルリーに到着するので宿泊予定のシャルルドゴール空港へ移動する必要が有ること、そして値段が高そうなコト、そしてほんの少しだけフランスが誇るTGVの高速区間に載ってみたいこと等々。

行きはLannionからSt-Brieucまで直通のTER(一般線?)。到着して帰りの列車まで2時間弱、レイによって駅から街の中心はちょっと離れていて、とりあえず中心へ向かって歩き始めました。15分くらいだらだらと坂を下っていくと街の中心、きっとメインストリートなのでしょうが、日曜でみんな休み。
閑散としてます(1枚目)。
一応大きなシアターや教会があって、ラニオンより大きな街であることは信号がたくさんあることでも判りました。きっと土曜だともっと賑わっていたのだろうがあまりにも寂しい雰囲気でした。

仕方無いので1時間ちょい有りましたが駅に戻りカフェへ直行。駅はさすがに駅舎が少し欧州してました。

2009052402.jpgこのような場合の備えて日本から持ってきていた本、「一号線を北上せよ(沢木耕太郎著)」をパラパラと読んでいました。丁度パリでキャパの足跡を探す話があったので読んでいたらそろそろ時間。

帰りは一区間だけですが、TGVに乗りました。車内の様子、特に大きなスーツケースを置く場所などを確認。まぁ地元の人も結構大きなスーツケースで移動していたりで別に問題は無さそうです。ただ全席指定という割にはどこだかよくわからず、適当の空いているところに座りました。ただ20分弱のTGVの旅はあっという間に終了。途中駅で乗り換えのため1時間弱の待ち。

TGVとはいえ日本で言えば本線から外れた山形新幹線と同じ非高速区間だったのでスピードは多分120~130km/hくらいの印象。振動は少なく、車内も静かですが、いかんせん床が汚いです。せっかくの絨毯敷きが食べもののカスがそこらじゅうに落ちています。まぁフランスパンは確かにパラパラと落ちやすいですが・・もう少し綺麗にしていれば良いのにと感じてしまいました。

午後7時過ぎ、ラニオンに帰ってきました。往復2時間と少しですが、駅や車内には様々はドラマがあり、これだけでも些細な小旅行な気分は味わえました。

ラニオンの駅に到着して少々驚いたのが、TGVの長い編成が止まってました。パリモンパルナス駅行き直行TGVがラニオンからも乗れるとは・・・良く時刻表を見ると確かに一日い1~2本だけあるようです。屋根も無いラニオンの質素な駅に少々浮いた感じのTGV。そして左のが乗ってきた2両編成の列車、こっちの方が周りの雰囲気にマッチしていると思います。

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天気予報外れ

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今日の天気は午前中が晴れ、午後から崩れて一時雨との予報。

土曜も走っている路線バスに乗って近場の海岸まで行ってきました(1枚目)。朝起きたときは薄日が差していたのですが、海に着く頃にはすっかり曇り空。カフェでコーヒーを飲んでいたら空が暗くなってきたし、次のバスまでここで2時間半つぶすにはちょっとイマイチな気がして30分後の逆方向バスでラニオンに戻ってきました。
それと、昨夜寝る間際まで、いろいろ頭を使っていた(シゴト関係も有りです)せいか寝付きが悪くやや寝不足気味で猛烈に眠くなってきたコトもあって戻ることに。まぁ、以前夕暮れのビーチを散歩したときのシチュエーションと較べると「まぁ海だなぁ」くらいな感じ。車無しで路線バスで夕暮れのビーチには来れないし、自転車で海まで来て真っ暗な道を帰るのも無謀だし。。。

そんなワケで一度部屋に戻って2時間ほど昼寝。頭がスッキリしたところで夕べの続きで少々頭を整理して部屋でぐだぐだしてたら雨どころか陽が差してきました、天気予報外れです。

せっかくなので近くの公園に行きひなたぼっこしながら本でも読もうと向かいました(2枚目)。

2009052303.jpg名もない公園ですが、芝生の緑と行けに映える青空が綺麗です。地元の人が散歩の途中で一休みしたり、不思議なボーリングのようなゲートボールのような不思議な遊びに興じるおじさま達がいたりとノンビリしています。ボーッとしているだけで生き返ります。

2009052301.jpg3枚目は昨夜食べたハンバーガーです、会社の人にここのは美味しいよと教えてもらっていたので食べに行きました。肉の量が150gと300gがあって、値段差が少ししかないので300gに行こうかと思いましたが、きっとコチラのボリューム感覚だと食べきれないかもと考え150gにしました。そして出てきたモノを見て300gにしなくて良かったと実感。
まず、ポテトが美味しいです、パッと見マクドナルドのポテトのようにも見えますが味は別物です。歯ごたえとサクサク感、そして自然な甘みが絶妙です。ハンバーガーもお肉様はジューシーで美味、乗っかっていたチーズも種類は判りませんがソースとマッチしていて肉のおいしさを引き出しています。パン生地もさすがパンの国です。
会社で食べているレストランのランチをのぞけば久しぶりの外食でしたが大満足でした。ただお値段はそれなりで、これに500ccのガスウォーターと合わせて2000円近くでした。帰るまでにまた食べたいです。

市場で買い物

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昨夜あれだけ沢山のランナーが居たトコロは今朝、巨大な市場になっていました。
駐車場にどこから集まってきたのか大きなトラックのような、なかにはキャンピングカーでそのまま店開きしてます。この駐車場広場は主に衣料品、生活雑貨などの店ばかりです。本を売っている店もあり写真集もけっこうあったのですが、めぼしいモノは無くパラパラページをめくって終わりです。雑貨というかガラクタ?を売っているお店の片隅に古そうな二眼レフカメラが、何となく東欧の香りがする一品でしたが店主が非売品だとか動かないとか言ってました。
時々デジカメ中心で写真を撮ろうとしたのですが、あからさまに駄目だ駄目だという店主がいます。洋服や鞄、くつ関係が多いのでもしかしたら撮られたらマズイものでも売っているのかも知れません。確かにちょっと怪しげなガラのバックとか安い値段で吊してあったし。

2009052102.jpgこちらは少し坂を上がった広場から続くメインストリート。ほぼ食料品関係ばかりのお店で、野菜果物、魚介類、パン、チーズ、総菜等々。普段スーパーで見掛ける野菜果物達とは明らかに色つやが違いどれも美味しそうに。。と言うわけで本日市場で買ったモノです。

2009052103.jpg枝に付いたままのトマト、洋なし、なんだか判らないですが白身魚の切り身、春巻きのようなタレ付き総菜(なぜか一本おまけしてくれた)、細いフランスパンはランチ用でバジル風味、大きいフランスパンは主食です。これだけでだいたい1500円くらい、物価は日本とあまりかわらない感じです。問題は魚の切り身だったのですが、オリーブオイルとバターで味付け?しフライパンで焼いて、軽く醤油を付けたら以外と美味しかったです。なので今日はさとうのご飯です。




マラソンだか駅伝大会だか?

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明日(5/21木曜)はこちらの祝日だそうでお休みです。今日シゴトが終わりダウンタウンまで戻ってきたら道路の一部にロープが張られ、
よく見るとラニオン川にかかる3つの橋の両端を使って周回コースが作られていました。そして広場のような駐車場に沢山の人。
受付のテントらしきところでゼッケンをもらう人達、あちこちでウォーミングアップする人達、ちょっとしたコスプレスタイルの準備をする人達などなど。。。

たまたま見つけたシゴト場の女性に「お祭りですか?」と聞くと「違う違う」との答え。「なんかの大会ですか?」と聞くと頷いてました。ただ肝心のコトを聞こうと思っていたら別で呼ばれて行ってしまいました。
そのうちマイクでお偉いそうな人がいろいろしゃべりだし号砲一発一斉にスタートする人達。

しばらく見ていたらどうもチーム別の対抗戦で駅伝のようなリレーのような競技みたいです。
トライアスロンとか書いた気合いのユニホームで走る人達もいれば、家族で参加のチーム、高校?の友達チームなど様々な人達が一所懸命走ってます。

その傍らで鐘や太鼓で盛り上げる人達の姿も。

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そして踊る人達も。というかお祭り騒ぎに便乗しているパフォーマンスのように思えなくも無いですが・・なんかパワフルな人達の激しい踊りでした(踊っているのは全員大人の女性さんでした)。

2009052003.jpgいつも夜はひっそりと静かなダウンタウンが今日は11時過ぎまで賑やかです。偶然居合わせることができたのは幸運でした。残念なのは声をかけられてもフランスが・・・困ったモンですが急にどうこうできるわけでも無く仕方無いです。

明日は週に一度のマルシェ(市場)が立つ日で祝日なので午前中はゆっくり見て回ろうと思ってます。天気も良さそうですし。



食べもの

2009051901.jpg先週木曜夜にこちらの会社の人にシーフードを食べに行ったとき、多分調理したムール貝の美味しいレストランに行こうと言われていたのですが、行ってみたら休みで隣のホテルにあるレストランに入りました。
 会社の人もこのレストランは初めてらしく、美味しいのかどうか判らないがほぼ満席に近く、これだけ繁盛していればきっと大丈夫だと・・・・
そして、若いウエイターさんがアラカルトメニューと本日のお奨めセットの書いた紙(1枚目)を持ってきました。

値段もお手頃だし、スープとメインのシーフードそしてイチゴを使ったデザートも出てくると言うことでこれをオーダーしました。約5分後、コックさんらしきおじさんが厨房から真っ赤な顔して出てきました。コックさんというより、胸まであるゴムの前掛け&長靴、そう日本で言えば魚市場にいるおじさんスタイルで料理人と言うより漁師さんです。そして我々のテーブルに来て、このセットの上2つは品切れで無くなってしまった。だから、代わりにこんなスープとあんな素材を使った料理でも良いか?
と、話していたらしいです、当初の素材より高級な料理が食べられるらしいコトと、「あのおやじさんはとてもフレンドリーだね」と、会社の人も笑顔で話してたので安心して待ちました。
スープは魚ベースの味で、濃厚で美味しかったです。シーフードもムール貝とロブスター、ジャガイモやブロッコリーを一緒に煮込んだ料理でこちらも十分美味しかったです。
そして、最後に出てきたのがイチゴを使ったスイーツです。

2009051902.jpg厚手のパイ生地にイチゴが載りそれに立てかけられたチョコの花が咲き、しつこくない生クリームとイチゴジャム、小さめのマカロンを添えて・・・聞いてもらったらこのスイーツもさっきの漁師おじさん作だそうで、、、あのおじさんがこれを作る姿を想像しただけでもスイーツ王国フランスの底力を見た気がしました。
そう、こちらの人はよく食べ、良くしゃべります。結構年配の男性の方でもランチ時のデザートにワッフルやエクレアなどを美味しそうに食べてます。そして美味しいとか今日は生地がスカスカでイマイチだったとか笑いながら話しています。(フランス語なので英語のわかる人がおもしろがって私にも通訳してくれます)
みんな美味しそうに楽しそうにランチしている姿は良いモノです。

2009051903.jpg先週末土曜の朝、街の中心にある大きな駐車場の一角で青空鮮魚市をやってました。この写真の手前にはトラック一杯に牡蠣を積んだ車が居て、大きさ別に値段が出てました。こちらもひっきりなしにお客さんが居て、みんな大きなビニール袋に、なかにはポリ袋一杯に買い込む人、我慢できずにその場で一個二個食べている人も居ました。私も何か切り身でも買って煮て食べようかと思いましたが調味料は醤油しか無く辞めてしまいました。。ヒラメやボラ、アンコウなど日本でもなじみの魚も居ましたが半分くらいは見慣れない魚でした。こういう場所を当てもなくフラフラ歩いているのは楽しいモノです。
私はこの後美味しいと評判のパン屋に行き、クロワッサンとフランスパンを買って部屋に戻りました。毎日フランスパン食べてますが不思議と飽きないです。もともとパンは好きなので、美味しいとくれば当然かもしれません。フランスパンはなんと言っても安くてお得です。長いの買っても1ユーロ前後、これで2~3食は行けます。

ミサと野球

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欧州の日曜は独りの旅行者にはつらい・・などと本で読んだ記憶がある。観光地にでも来ていればそれなりにお店も開いているし、賑わいも期待できる。
今回は日本の旅行ガイドには地名すら載っていないトコロ。日曜をどう過ごすかが一つのポイントになるのかもしれない。土曜は市場もカフェもほとんど開いていて地元の人が適当に買い物したり週末を思い思いに過ごしていた印象だった。
ところが今朝、いつも賑わいのあるメインストリートは閑散としていた。連日通っているスーパーマーケットは日曜も休まず営業していた。これで少なくとも生活に困ることは無いので一安心。

日曜の午前は教会でミサがあるだろうと思い、時間など判らないがパリのノートルダム聖堂は10時に行ったとき既に始まっていたから、そのくらいだろうと思い9時45分ごろ教会の重い扉を引いた。
内部は静かで人の気配が無い・・・と、思ったら奥から初老のご婦人が出てきた。ボンジュールと挨拶をしたらにこやかに返事を返してくれた。教会は誰でも入れるトコロというイメージではあるが、これで安心できた。暫く薄暗い教会内歩きステンドグラスから入る柔らかい光を眺め、時々写真を撮っていたら先ほどのご婦人が私を呼んでくれた、申し訳ありませんがフランス語はわかりませんと英語で話すと、こちらへぞうどと奥の控え室のような小部屋に入れてくれた。そして紙に1870と書いてくれてこの部屋が出来た年代だそうだ(1枚目の写真)。
そして英語のパンフレットを渡してくれて、それに詳しくこの教会「Saint Jean du Baky Church, Lannion」の歴史が書かれており、ステンドグラスの作者、ストーリーまで記されていた。
10時15分ごろから人が集まりだし、30分になると突然パイプオルガンと鐘が鳴り響き厳かにミサが始まった。近所の人が一同に集まり、皆で賛美歌を唄い、祈りを捧げる。他人と疎遠な社会で暮らしてる自分を考えてしまう時間だった。ただ集まっている人に若い世代は少なく、これも世相なのかもしれない。
ミサの終盤、帽子を持った女性が参列者の間を回り出し、それに各自思い思いのお布施、お賽銭、寄付を入れていた。私のところにもいずれ来るだろうが、いくらくらいが相場?とか1ユーロ以下の小銭整理の様に入れても良いのだろうか?とかしょうもない事しか頭に浮かばなかった。
知らないのだから仕方ない。近くの人が入れているのを見てからと考え、手には1ユーロと小銭を少々、入っているお金を見たら1ユーロ以下の小銭が多いので私はそのまま入れた。

ミサの最後に神のご加護を分かち合うのだろうか、周りの人と握手をするシーンがあり、戸惑っていた私に前の人、右隣の離れたところに居た人が笑顔で握手を求めてきてくれた。

多くの人が帰って行った後、片付けをしていた最初のご婦人の姿を見つけ、最後にもう一度お礼を言い、写真を撮らせてもらった。薄暗い、半逆光状態。ちゃんと写っていること祈りつつシャッターを押した。

昼は雨も降り始めたので部屋に戻りウトウト・・・夕方日が差してきたので散歩に出た。昨日、'明日はあの坂を登っていってみよう'と思っていた坂を上り始める。登りつつ振り返ると薄日さすラニオンの街が良く見える。15分ほど歩いていると前の方から歓声が?が聞こえてきた。声の方向へ行くと広いグランドがあった。中へ入るとなんと野球をしている人達。
そう言えば街の何カ所かに「Baseball Lannion vs Rennes」と書いて有った張り紙を見た気がした。

2009051702.jpg観客席の前には野球のルールを説明する張り紙が、判りやすく漫画で書いてあるがこれだけですべてを説明しているとは思えないが、選手達も観客も楽しく盛り上がっていた。私が見たのは丁度最終回の攻撃だったようで、最後のバッターがセカンドゴロで1塁ランナーにタッチしたところで試合終了。どっちが勝ったのかは判らないが、サッカーの試合のように両チームのメンバーがグランドの真ん中に向かって小走りに握手しながら進んでいった。
どこからともなくBGMの音楽も流れ、まさか、このようなところで野球に出会えると思ってもいなかったが素敵な日曜の午後だった。
野球のレベルは日本の草野球でまぁ試合よりそのあとのビールが楽しみな・・・のような感じかなぁ。




最初の土曜日

今日は朝から日差しがあり気分良く目が覚めた。朝食を済ませ、洗濯してたらもう9時前。

ツーリストインフォメーションが9時半に開くから少し散歩してから向かうと丁度良い時間。街の中心に大きな駐車場があり、その外れにツーリストインフォメーションがある。

オフィスでラニオンの大きな地図をもらい、イベント情報コーナーをみていたら写真展をやっていそうな案内が置いてあった。住所は書いてあるが地図は無い。時間を観たら午後が3時から?らしいので、後で部屋に戻ったときネットで調べることに。
お奨めルートらしきところを歩いていると大きな教会のホールらしきところで、別の写真展をやっていた。

2009051601.jpg中南米、ブラジルやペルー、ニカラグアとかキューバ、メキシコの写真。全部で10人くらい参加していた展示だったが、内容は様々。しっかりとした画面構成でまとめられている作品がある一方、コンデジか携帯?で高感度撮影したようなノイズだらけの写真を無理矢理A4に伸ばしたものまで・・・

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そしてこちらがKlavdij Sluban氏の個展、動きを感じさせるモノクロプリントでこちらはしっかりとしたギャラリーで広々していて照明も凝っていて、こんあ素晴らしいギャラリーがあるなんてさすが芸術の国。

夕方まで、買い物しつつ時々部屋に戻り一休みして撮影散歩。途中雨が降ったりもしたが光の変化もあり撮っていて楽しい一日だった。明日は今日より天気予報が悪くなってしまったので適当にノンビリ過ごす予定。

最後に今日の夕食。ほとんど自炊とは言えないですが、私にとっては十分自炊です。

2009051603.jpgサラダにインスタントスープ、オレンジジュース、白身魚のソテー?に目玉焼き、そしてフランスパンです。この後ラフランスも一個食べて満腹です。

海へ

2009051501.jpg昨夜(木曜)はシゴト終了後ディナーに誘ってもらい海辺のレストランでシーフード。この日も朝から晴れ→雨→曇り→雷雨→晴れと目まぐるしく変わる空模様。

それでも、日が傾く頃は西の空が明るくなってきて、海辺に向かう車でこの先に待つ景色に期待は高まる。数キロ進み視界が開けると複雑に入り組んだ海岸線が見えてきた。雲の合間から太陽も顔を出し、街路樹の長い影を作っている。

駐車場に車を止めて静かで美しい海岸線をしばし散策。少し沖合には漁をする小舟が沢山浮かぶ。

2009051502.jpg真夏でも海水温は16℃程度、それでもこのビーチは夏のバカンスを楽しむ人達で賑わうそうだ。今は散歩する人の姿はまばらだ。

このあたりにはピンクロックと呼ばれる岩が有名だ。もともと薄い赤系の組成が観られる岩が夕陽を浴びるとさらに赤く染まる。最初観たときはピンクに見えずグレーだったが歩きながら観ているとだんだんピンク色に見えてくるから不思議だ。

2009051503.jpgこの時間は潮が引いていたが満潮時はこれより1m以上水位が上がるそうだ。また冬場は季節風が強く太い松の木が風に煽られ不自然なくらい傾いていた。週末にフラッとくるには少々遠いのが残念だ。
明日はコチラに来て初めての週末、天気予報は相変わらず変わりやすい。晴れ時々曇りところによりにわか雨という具合だ。
朝はゆっくり起きて部屋掃除、洗濯。そのあとツーリストインフォメーションに行って地図や街の情報を仕入れつつ、公園でボーッとしたり散歩スナップ撮影が楽しみだ。

少々天気回復

| コメント(3)
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昨日に続き今日もスーパーマーケットへ行き、半自炊を目指して買い物。昨日はフランス語の単語がわからず買えなかったオリーブオイルを見つけ購入。
そして、牛肉ハンバーグが特売で有ったので焼いて食べるコトに。サラダも期限切れ間近のお買い得品を購入、合わせてドレッシングやBBQソースらしきモノも購入。

今夜は日本から持参のさとうのご飯を温めての夕食、日本で食べたら美味しくないだろうインスタント米がいつになく美味しかった。

食後、ネット観てたら西向きの窓から薄日が差していた。久しぶりの天気回復にもう一度散歩へ。

1枚目の写真が、多分街の商業中心広場らしきところ。

2009051302.jpg2枚目の写真。日曜の午前に行けばミサを見れるかも知れないので今から楽しみ。

3枚目が街の中心を流れ、数キロ下流で海へ注ぐラニオン川。鳥が舞うだけで船も通らず静かな佇まい。

 
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最後にラニオン駅に行き時刻表や街の地図を探す。電車とバスの時刻表は入手で着るも街の地図は未だ無し。普通は駅においてありそうな感じなのだが、、、既に閉まっていた案内窓口だか切符販売カウンターだかにあるのかもしれない。
片田舎の行き止まり線駅の割には立派な切符自販機がおいてあった。英語表示にして行き先やら希望時間を入力するとラニオンからのローカル線だけでなく駅名を入れるとTGVまでこの自販機で購入できそうだった。休みの日に列車に乗ってちょっとだけ遠出ができそうだ。


白い恋人

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ラニオンに来て3日目の夜です。
ただ、着いてからほとんど曇りや雨のあいにくの天気。昨日の夜9時過ぎ、かろうじて見えた陽の光です。
シゴトの方はボチボチできっと今週はこのまま成果も乏しく過ぎていきそうな感じですが、生活はだんだん落ち着きつつあります。
到着した日は夜9時半過ぎでしかも日曜、お店は軒並み閉まっていて、駅構内の自販機で水とチョコを買うので精一杯でした。翌朝になると宿の下にパン屋やコンビニ?のような店もありクロワッサンとオレンジジュースの朝食は可能となり、なんとなく大丈夫かな、という感触を持てたような気がしました。

お昼は仕事先の会社そばの大きな食堂があり、今のところランチが一番豪勢な食事になっています。メイン料理が毎日4~5種類あり、どれも美味しそうです。

今日は近所のちょっと大きめなスーパーマーケットを発見し、果物やサラダ、チーズにヨーグルトなど買い込み明日の朝食は少々豪華になりそうです。

2009051202.jpg1枚目の写真は泊まっている家具付きアパートとホテルの中間のような部屋から上方向を観た景色で2枚目は道路を見下ろしたところです。遠くに見える教会の塔や裏手に流れている川なども気になってます。

成田で飛行機を待っているとき、ふと目に入ったのが北海道お土産の定番「白い恋人」。今回の仕事先の人達は午前と午後に2回コーヒーブレイクがあり、お菓子を食べていたと聞いてたのでお茶菓子代わりに購入しておいた。そして皆さんで食べてくださいと渡したところ、フランスの方々の口にも合うようでとても美味しいとお礼を言われました。
そして、初めて気付いたのですが、白い恋人を買ったときに入れてくれた白い恋人紙袋にはフランス語でいろいろ説明が有りました。。。それもあっての好評だったのかも知れませんが、私のお土産でも紹介してもらってからは皆さんがニコニコしてくれてます。

フランス語の本とかにフランス人は愛想良く笑ったりしないとか書いて有りましたが、知らない人でもみんあ「ボンジュール」と笑顔で挨拶してくれてます。

と言うわけでフランスへお土産は白い恋人がお奨めだと思いました。



パリで

2009051101.jpg5月10日、夕方までパリ市街へ。バスで街中まで移動し鉄道でシテ島まで。地上へ上がるともう間近にノートルダム寺院。










前回パリに来たときも日曜午前でミサが開かれていた。その時のパイプオルガンの音色、聖歌隊の透き通った歌声、人々の粛々とした祈りそして教会の椅子の薄暗さと朝日を浴びて輝くステンドグラスのコントラスト。どれも日本ではお目にかかれない雰囲気を味わいたくて真っ先に訪れた。
ここで1時間近くボーッと雰囲気にのまれていました。

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その後、ルーブル美術館へ入り昔美術の教科書でした観たことない多くの展示を見て回った。5時間弱時々休みつつも観たいと思っていたモノはほぼ観れた。モナリザの展示コーナーはこのようになっていてこの位置からは近づけませんでした。この後寄ったオランジェリー美術館を含めて美術館三昧の一日でした。

最後は荷物を預けたホテルに戻るためAirFranceバス乗り場へ、その途中、セーヌ川の橋から撮ったパリっぽい一枚です。

2009051103.jpg夜8時前の飛行機でパリオルリー空港から目的地ラニオンに到着しました。この飛行機はATRプロペラ機、雨も降っていたので久しぶりに良く揺れたフライトでした。予想以上の混雑で座席は8割以上埋まっていました。





明日からフランスへ

シゴトのため明日、9日から3週間、5月31日帰国予定で出張します。


昼前に成田を発ち約12時間後パリに到着予定。到着はシャルルドゴール空港ですが、宿はオルリー空港そばのヒルトンです。日曜夕方の国内便で最終目的地へ向かう予定でそればオルリー空港発なので近くのホテルを取ってあります。まぁ、ホントはセーヌ川そばのホテルにでも泊まりたいのですが少々高いのと今回はシゴトメインなので仕方無しです。

今回の出張先はフランス西部ブルターニュ地方の小さい街ラニオンというところです。
日本のガイドブックなどでは地名すら出ていないですが海が近く、古いお城などが残っていてシーフードが美味しくノンビリとした街だそうです。

http://www.ot-lannion.fr/

現地では駅そばのダウンタウンにある家具付きのアパートを用意してくれているそうなのでホテルより気楽に滞在できそうです。

シゴトの内容を考えると少々キビシイ見込みですし、つたない英語も通じないかもしれずボンジュールしか知らないフランス語で大丈夫だろうかとかとか・・不安も有りますが。
季節の良い5月にフランスの片田舎に滞在できるのも貴重な経験だと思い、期待の方が大きいです。

夜9時過ぎまで明るいそうで、週末や朝晩は近所を散歩しつつ写真を撮ってこようと思ってます。

ノートパソコンは持って行きますが現地のネット環境が不明です。部屋にネットが無ければネットカフェなりWiFiでも探して現地からの日記更新もしたいと考えています。

カメラはGRDとM6にモノクロフィルム50本弱鞄に詰めてあります。以前友人に「会社の金で出張して写真を撮るのはずるい」とか言った手前、控えめな感じです。一応。


英語のサイト

半年くらい前から作ろう作ろうと思いつつ、ようやく立ち上げました。英語のサイトです。


もともとのホームページはコチラだったのですが、ミャンマーで写真を展示し写真を買ってくれた人がでたり、日本でも海外の写真家の方と会う機会があったり等々必要性を感じていました。

コチラが英語のホームページです。

いずれは英語の日記も書ければと思いますが今は少しずつ写真を追加していこうと思ってます。前に参加していた英語で作る写真のレジュメはprofileのページに載せました。なのでこのページだけが内容が突出してしまってます。

2009050601.jpg写真は北京の街中で見つけたとある家の扉です。この一角は書く扉にいろいろ縁起良さそうな文字を書いてあり楽しいトコロでした。



北京

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北京からもどり、まだ3日あると思っていた連休も明日で終わり。
5月3日夜成田に戻ったとき「涼しい」と感じるくらい北京は暑かった、日中は30℃近くまで上がり春どころか「夏」を味わうなどと想定していなかっただけに昼間はホテルで昼寝が日課になっていた。

ホテルの朝食は高いので毎朝散歩がてら近所で包子を食べていたのだが、朝は気温が低く湿気も無い、そして新緑の街路樹と無彩色の街並みが作るコン トラストは美しかった。写真には写っていないがこの時期、木々から白い綿のようなふわふわと飛び朝の光が反射して幻想的な雰囲気を漂わせてい た。

今回の目的の一つであった4x5カメラも無事受け取り、使い方も一通り教えてもらい、練習用に中国製の安いモノクロネガフィルムも1箱 購入してきた。

2009050503.jpg北京で写真関係のお店が集まっていた一角では銀塩関連商品の充実さに驚いた。4x5はもとより8x10のフィルムがカラーネガ・ポジ、モノ クロネガと印画紙も多くの種類が売られていた。引き伸ばし機もさっと見ただけでフォコマートIIcが2台売られていた。
カメラバックもドンケ、テンバ、ロープロ、それによく似たモノまで幅広く山積みだった。
記念に、デッドストック品だったらしいコニカの引き伸ばしレンズ135mm/f4.5も格安で購入。他に105mmや90mmもあったが4x5ま で使える135mmにしておいた。何かの時にニコンの135mmと較べてみるかもしれない。お店の話だとあるときに中国からまとめて発注し、その売れ残り 品だとのこと。日本でコニカの引き伸ばしレンズは見たことない(私が知らないだけ?)のでどこかのOEMかも知れないが。ただ135mmでf4.5と明る い割にえらくコンパクト作りになっている。

そして、北京でいつも驚くのが「食」の奥深さだ。今回も毎日3食中華三昧だが、日本では出会えない絶妙な料理達だった。特に四川料理店で食べた 「水煮魚」と呼ばれる鯉料理なのだが絶品だった(3枚目)。少々小骨が多いのが唯一の難点で、これだけを食べに北京へ来たくなってしまう。海鮮の充実した 日本では鯉料理はマイナーな存在だが、こちらでは人気の一品だとの話。四川料理なので少々辛い、ただ後に引かずあっさりとしている。北京でいつも感じるの だが多少食べ過ぎても腹がもたれるとか消化不良とかが一切無い。次の日の朝になると普通にお腹が空いている。
昨年秋から縁あって3回訪れた北京だが「水煮魚」は間違いなくNo1の逸品だった。

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