北京

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北京からもどり、まだ3日あると思っていた連休も明日で終わり。
5月3日夜成田に戻ったとき「涼しい」と感じるくらい北京は暑かった、日中は30℃近くまで上がり春どころか「夏」を味わうなどと想定していなかっただけに昼間はホテルで昼寝が日課になっていた。

ホテルの朝食は高いので毎朝散歩がてら近所で包子を食べていたのだが、朝は気温が低く湿気も無い、そして新緑の街路樹と無彩色の街並みが作るコン トラストは美しかった。写真には写っていないがこの時期、木々から白い綿のようなふわふわと飛び朝の光が反射して幻想的な雰囲気を漂わせてい た。

今回の目的の一つであった4x5カメラも無事受け取り、使い方も一通り教えてもらい、練習用に中国製の安いモノクロネガフィルムも1箱 購入してきた。

2009050503.jpg北京で写真関係のお店が集まっていた一角では銀塩関連商品の充実さに驚いた。4x5はもとより8x10のフィルムがカラーネガ・ポジ、モノ クロネガと印画紙も多くの種類が売られていた。引き伸ばし機もさっと見ただけでフォコマートIIcが2台売られていた。
カメラバックもドンケ、テンバ、ロープロ、それによく似たモノまで幅広く山積みだった。
記念に、デッドストック品だったらしいコニカの引き伸ばしレンズ135mm/f4.5も格安で購入。他に105mmや90mmもあったが4x5ま で使える135mmにしておいた。何かの時にニコンの135mmと較べてみるかもしれない。お店の話だとあるときに中国からまとめて発注し、その売れ残り 品だとのこと。日本でコニカの引き伸ばしレンズは見たことない(私が知らないだけ?)のでどこかのOEMかも知れないが。ただ135mmでf4.5と明る い割にえらくコンパクト作りになっている。

そして、北京でいつも驚くのが「食」の奥深さだ。今回も毎日3食中華三昧だが、日本では出会えない絶妙な料理達だった。特に四川料理店で食べた 「水煮魚」と呼ばれる鯉料理なのだが絶品だった(3枚目)。少々小骨が多いのが唯一の難点で、これだけを食べに北京へ来たくなってしまう。海鮮の充実した 日本では鯉料理はマイナーな存在だが、こちらでは人気の一品だとの話。四川料理なので少々辛い、ただ後に引かずあっさりとしている。北京でいつも感じるの だが多少食べ過ぎても腹がもたれるとか消化不良とかが一切無い。次の日の朝になると普通にお腹が空いている。
昨年秋から縁あって3回訪れた北京だが「水煮魚」は間違いなくNo1の逸品だった。

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このページは、kameyamaが2009年5月 5日 15:07に書いたブログ記事です。

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