2021年4月2日に始まった写真展「日常のミャンマー」は4月24日に終了しました。多くの方々にご来場いただきありがとうございました。
2月1日にミャンマーで発生した軍事クーデターを受け、展示内容を変更しましたが結果として正しい判断だったと考えています、
ミャンマーを支援するため用意した募金箱は予想を大きく上回る金額が集まりました。
募金総額:237,127円
(募金と写真集56冊とプリント12点の売上の一部と合わせてミャンマーの友人と日本に暮らすミャンマーの友人に寄付しました
ヤンゴンの友人への寄付はCDMなどで生活が困窮しているひとたちへの主にお米の支援(約2500kg)、
日本に暮らすミャンマーの友人への寄付は軍の弾圧で村を追われた人たちが暮らすキャンプへの支援
となりました。目下寄付先の詳細などは関係者に危険が及ぶためご容赦願います。
いずれ、ときが来ましたら詳細を報告いたします)
写真展に向け、モノクロとカラーのポストカード各5種類の計10種用意し、募金箱に支援頂いた皆さまに気に入ったカードを持ち帰っていただき集まった金額です。
こちらに写真展で購入いただいたプリントと写真集の売り上げの一部を加えてミャンマーの人たちの支援させていただきます。
(寄付先の詳細などは現段階では明記できないことことはご理解願います。ミャンマーに民主社会が戻り平和を取り戻した際に改めて報告させていただきます)
今回の展示は朝日新聞、東京新聞、読売新聞とサンケイスポーツで取材いただき記事を載せてくれました。取材に来られた記者の皆さんは「今のミャンマーを何とかするために私にできることで日本の皆さんに関心を持ち続けて貰えるようにと考えています」と取材の意図を話していました。
また、「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」の谷合正明議員、石橋通宏議員もお越しいただけ、日本からできることでミャンマーの人たちを応援していきましょうと力強い言葉を交わすことができました。
(立憲民主党 石橋議員)
(公明党 谷合議員)
6月に新宿のプレイスMで2人展をするZaw Min氏が在籍し写真を学ぶ大阪芸術大学写真学科の学科長織作峰子さんが来られ、昨今のミャンマー情勢やZaw Min氏の近況など心配されていました。織作さんは過去の冬青の展示には何度か足を運んでいただき感想やアドバイスなど頂いてまいりました。
また、2013年のミャンマー祭りで知り合い、昨年8月の展示に続き、今回もお越しいただいた安倍昭恵さん。長年ミャンマーで寺子屋支援を続けてこられ、現状に胸を痛める日々を過ごされています。昨年はコロナ禍でミャンマー祭りが中止となり殺菌の状況で次回の開催目処が見えないなか、ミャンマーの人たちに寄り添い応援してきましょうと話をしました。展示作品を1点1点とても丁寧に説明書きを読みながらご覧になりました。
今回の展示は今までギャラリー冬青に来たこと無い方が多く新聞掲載の効果を実感しました。ミャンマーの最近の悲惨な報道を見て何か自分にできないか?と思い来られた方が多く、道案内など問い合わせが連日ギャラリーに来てスタッフの皆さんの対応にも感謝しています。
ギャラリー冬青は今年の12月でクローズすので今回でギャラリー冬青の展示は最後になりました。
2月1日にクーデターが発生して直ぐに高橋社長から展示内容の変更を提案していただき結果、私が考えていた目的を果たすことができたと思います。正式にお礼に伺いますが、この場で御礼申し上げます。
(元々予定していた展示は後日、どこかで展示したいと考えていますが、今のところは未定です)
写真はポストカードの一枚、また無邪気な子どもたちに会いに行きたいです。
亀山仁氏がミャンマー写真展開催「ミャンマー市民に恩返ししたい」(サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース
http://www.tosei-sha.jp/TOSEI-NEW-HP/html/EXHIBITIONS/j_2104_kameyama.html