先日、写真集が私の手元に届いた。
前作「Thanaka」のカバーマット地だったが今回の「Myanmar2005−2017」は光沢紙で、手触りが異なる。
私より数日早く11/20、写真集はギャラリー冬青に到着し、高橋社長が11/21のBlogに書かれてた。私はそれを読みながら「早く手にとって観たい」が正直な気持ちだった。
確実に受け取れるタイミングから配達指定したのは11/23でまだ2日あり、正直、待ち遠しかった。ブログを読み終えたから私の気持ちを見透かしたようなタイミングで高橋社長から「今日、こちら(ギャラリー)に来ればありますよ」とご丁寧に電話がかかってきた。しかし、仕事やらもろもろあり行くことはできず、到着を待つしか無かった。
翌11/22、高橋社長が再び私の写真集について、Blogに書かれた。そこでは編集の時のことや、最後に私が記したテキストについて触れられており、それを読み前日より「早く観たい」感が何故か薄れていった。私が写真集に込めていた思いが社長に伝わっていたことに安心したのかもしれない。
そして11/23、朝から土砂降りの天気だったが11時ごろ写真集が届いた。
箱を空け手に取るとつやのあるカバーが眼に入る。臙脂色もタイトルの黄色もイメージ通りに仕上がりになっている。今回カバーデザインでこの配色、臙脂色に黄色文字、こればミャンマーで僧侶が纏う袈裟の色をイメージし、黄色は黄金の仏塔を意図している。
写真集は現在グループ展に参加している渋谷のギャラリールデコに原稿プリントと共に置いてある。原稿と完成した写真集を見比べてみるのもプリントと印刷の違いを知るうえで参考になるだろう。
写真集は12/1から始まるギャラリー冬青の個展で販売するので、是非手にとってご覧下さい。後日、全国の書店やAmazonなどでも購入できるようになります。