2021/6/6の19時にミャンマーの友人と展示した写真展「平和への願いを込めて ミャンマーの人々の暮らし」は終了しました。
私自身ここ数年間は中野のギャラリー冬青の展示が多かったので、今回のPlaceMの展示は友人との展示でもあり、いつもと違った意味を持ちました。
一緒に展示したZaw Minさんの作品は私が昨年3月にミャンマーへ行ったとき、本当は別のイベントで展示する予定で預かってきていましたが、Covid-19のため中止となり、今年を迎えていました。そんな中、日本写真協会から展示の話があり、2人で展示となりました。
2021年2月に発生した軍のクーデターによりZaw Minさんはじめ多くのミャンマーの友人たちの暮らしが一変してしまい、現在に至っています。軍に反するような行動を取れば逮捕拘束、拷問、投獄され死に至る場合もあります。
友人は昨年から、大阪芸術大学の通信教育で写真学科に在籍し、写真を学んでいます。コロナで来日できなかったり苦労してますが、2/1以降も勉強を続けています。
そのようなこともあり、大阪芸術大学の写真学科長の織作峰子さんも観にこられました。そして友人の作品を観て、大変な状況下で勉強を続けることに対する労いと感想やアドバイスを頂き、それを友人に伝えました。つらい日々が続くなかで少しでも彼が前を向けるように応援できたと思います。このことだけでも、今回の展示の意義があったと個人的には考えています。
今回の展示では大学生や、高校生のみなさんが写真展に来られ、それぞれの立場でミャンマーのことを日本の人たちに知ってもらおうと様々な活動やプロジェクトを計画されていることも知り、私にできることであれば可能な限り協力し、実現の後押しをしたいと話をしました。
東京は緊急事態宣言下でありましたが、感染対策を取りながら多くの方々にお越しいただき、感謝しております。
また、会場に置いた募金箱にも予想を上回る支援をいただきました。
詳細は後述しますが、こちらの募金は7月に予定されている日本写真協会のミャンマー写真展の支援金などと合わせて、日本写真協会からミャンマー写真家協会へ渡す予定と聞いています。
募金総額:¥66,208(これに私が販売していた写真集8冊から売上のの一部、8000円を追加して日本写真協会へ渡します)
また、友人と私の展示作品の撮影場所やコメントなどは以下のリンクからご覧いただけます。写真展の醍醐味はそのオリジナルプリントを観ていただくことですが、コロナ禍などで来られなかった方にも雰囲気を感じていただけると思います。
亀山作品
https://drive.google.com/file/d/1foImGP1OxwiODQMYNw4dRBQpMHHr9YW5/view?usp=sharing
Zaw Min作品
https://drive.google.com/file/d/114PcdMzEi34NT2jvnuAI-VChBKQHeQ7g/view?usp=sharing