3月下旬ごろから世の中が新型コロナに染まりはじめ、もうコロナ以前に戻れないのでは?と思ってしまうくらい様変わりしたように思える。
4月に父が他界し6月初めに49日法要と納骨を済ませ、ようやくひと段落ついた感はあるが気付いたら6月がもうすぐ終わる。他界した後、さまざまな手続き、申請などが必要になりあらためて人一人に対して社会の仕組みがこれだけ関与していることを実感した。ここでもコロナ禍の影響で役所関係も窓口が縮小され普段以上に時間を要することがあった。
元々今年は東京オリンピックがあり、私はその期間中の8月に東京中野のギャラリー冬青で写真展を開催する予定になっていた。当初はオリンピック開催中の東京で写真展をしても観に来る人がいるのだろうか?
しかも今年も猛暑になりそうな長期予報で例年より人が来ないのでは?と心配していたが知人に話したら、そもそもギャラリーに写真展を観に来る人とオリンピック中心に過ごす人は「別の人たち」だから関係無いと話していた。
しかし、コロナでオリンピックは一年先延ばしになり、写真展は予定通り開催予定となっている。心配されている第2波が拡大し再度「緊急事態宣言」でも出ない限りは大丈夫だろう。
写真は阿佐ヶ谷にあるちょっと大きめの神社で撮った一枚。たまたま結婚式を済ませた新郎新婦とその親族さんに遭遇。コロナ禍の状況でいろいろ苦労があったのだろうと思うが幸せそうに見え、久しぶりに「晴の日」に触れた気がした。緊急事態宣言が解除され、都道府県を跨ぐ移動自粛が解除になり、数ヶ月ぶりに都心へ出掛け、以前からお世話になっている方に会い8月の展示に向け弾みがついた。今回もミャンマーで撮影したモノクロ銀塩プリントを展示する。今は展示用プリントの追い込み中だ。
写真展の詳細は後日ここやSNSにアップしていく予定。