2017年もあと数時間で終わります。
今年は12月の写真展に向けて写真集出版を筆頭に走り続けてきた1年でした。ギャラリー冬青で2013年7月に最初の展示、2015年12月に2度目の展示そして今回と3回目の展示となり、展示内容はいずれもミャンマーで撮影した写真で構成しました。私自身で振り返るとその時点でベストの展示をしてきたと考えています。
展示内容の変遷は被写体であるミャンマーの人たちとの関係の変化、ミャンマーの状況の変化などをそのまま反映してきたのだろうと思っています。
これからもミャンマーを訪れ撮影を続けて行くだろうと考えていますが、今回で1つの区切りとなりました。写真の作品制作を続けていくと展示や本が節目になると言われてますが、今回は本当に実感しています。
先日訪れた写真展で感じたことがありました。その写真家のかたとは年に一度か、お互いの展示の時に会うくらいですが会うとそれなりの時間話をします。その内容は私にとってとても印象に残り、迷いなり課題に対するヒントになることが多いと感じます。ご自身の写真や作品、被写体に対する姿勢に共感する部分が多いのだろうとは思いますが、淡々と話をする口調に迫力と思慮深さを感じます。
写真は地元の蕎麦屋で毎年大晦日に食べている天ぷらそばです。年に一度しか行かないお店ですが年の瀬を実感するひとつです。