初のトークショー

7/5(金)から写真展「Thanaka」が始まった。

そして昨日7/6(土)の17時からトークショーを写真家・渡部さとるさんにお相手をお願いし開催した。何度も聞くことはあったがやる側になる日が来るとは数ヶ月前まで考えたことも無かった。
展示が決まり、写真集も完成が間もない頃、渡部さんにお願いしてトークショーをやることを決めた。展示や写真集を観て頂くにあたり、ミャンマーの実際や私の作品に対する思いなど聞いてもらえればと考え、事前に何度か渡部さんと話をしてトークショーの内容を決めていた。前日、「突然、予定に無いコトを聞くかもよ?」と言われていたが、おおよそ想定していた範囲で、即答できないようなものは無かった。

ギャラリー冬青ではトークショーのとき、話し手側はギャラリーの一角に小さいテーブルと椅子を置き、聞く側は床に座る。トークショー開始5分前くらいに椅子に座ると沢山の方々がこちらを見ている。まぁ、仕事などで大勢の前で説明や発表は何度も経験しているから緊張は特にしないだろうと思っていたが、その場に座ると緊張と思える汗が手の平ににじんできた。渡部さんから下を向いてしゃべると奥まで声が届かないから上の方、あのあたりに話しかけるくらいの気持ちで丁度良いからとアドバイスを貰い落ち着いてきた。そして自分が話すときは少し上を向き、渡部さんが話す時は目線を戻す。そして"この人だったら多少失敗しても見方になってくれそう"な優しそうな人を何人か探してその人達を順番に見ていた。これは落ち着くには相当役に立った気がしている。丁度正面の椅子にいつもミャンマー等で世話になっているバンコクから帰国中だったDr.田中氏が居たのは多少曖昧なミャンマー情報も何度か確認できたことも含みとても救われた。

トークショーなどイベントに慣れている渡部さんにペースを引っ張って貰い丁度1時間程度で終了し、そのまま簡単なドリンクパーティーに移るコトができた。

トークショーの前後に多くの方々が写真集を購入していただき、正確に何冊になったのかまだ確認してないが、直前にサインを追加しておいて良かった数にはなっていたようだ。

本来ならば梅雨真っ最中の時期で大雨を心配していたがフタを明けてみれば観測史上希な梅雨明けで猛暑。熱い中貴重な時間を割いて足を運び、話を聞いて頂き御礼申し上げます。

明日も休廊で7/9からまた始まり、27日まで続くのでよろしくお願いします。次は7/10(水)の14時ごろから在廊予定。

20130707-001.jpgトークショー終了間際、Dr.田中さんが体調を崩し心配したが少し外で休んでいたらすっかり回復され、気付いたらいつもの調子でいろいろな人達にミャンマーやネパールそしてブータンの話をされていて一安心した。今回も強行スケジュールでご多忙の中、来て頂けたのは本当にうれしい限り。

それと1日前、写真展初日7/5の午前11時、中野のケーブルテレビが取材に来た。挨拶を交わし最初冬青社高橋社長に冬青社とギャラリーについて取材、次は私に今回の展示について聞かれた。そして本日(7/5)の夕方6時の情報番組で放送するのでとテレビカメラの前に座りインタビューを受けた。最後に展示作品、ギャラリー外観など20分くらいかけてじっくり撮影し帰って行った。夕方ギャラリー2階のテレビでその映像を見ると2~3分くらいにまとめられ放送された。録画手段が無かったため私のデジカメの動画で画面を撮影したがテレビ画面に映る自分の姿を観るまで午前中のインタビューは夢だったような気がしていたが本当だったようだ。

写真展始まりの2日間は盛りだくさんだったが、これからがじっくりと展示が始まる。

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このページは、kameyamaが2013年7月 7日 20:28に書いたブログ記事です。

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