ヤンゴン定期便就航

先日、ANAが10数年ぶりに成田−ヤンゴンの定期便を復活させた。ただ週三便で小型の全席ビジネスクラスの完全に目的を絞ったような運航だ。
昨年頃からミャンマー政権が民主化に舵を切り始め、当初は疑いの目で見られていたが、アウンサン・スーチー氏が議員になったころから「本気」と思われはじめたのか日本でもテレビや新聞、雑誌等でそれまでとは比較にならないくらいの頻度で取り上げられはじめた。
私が今年の5月に行ったときもヤンゴンでスーツ姿の日本人グループを空港などで何組か見かけた。おそらくこの人達狙いの就航なのだろう。

まぁ、私の場合、まずビジネスクラスだけと言う時点で縁は無い。もし乗るにしても往路が昼便なので夕方ヤンゴン着なため、ヤンゴンに泊まる必要がある・・・
ヤンゴンに泊まるのが大きな問題だ。5月に泊まったとき2年前25ドルだったのが50ドルと倍になっていたし、そもそも部屋数が足りず確保するのが一苦労だ。その時聞いた話でヤンゴンに外国人を泊まれるホテルの部屋数がヤンゴンに約2,000部屋しかなく、ヤンゴンに入る飛行機便数が増えればホテル不足そして値上がりになってします。目下ホテルを建てたりしているのだろうが急に増えれば電力が追いつかず自家発電に頼らざるえず厳しいだろう。
ヤンゴンに手軽に泊まれないと観光客にも深刻な影響が出る、ホテルと客やツアー会社の間にトラブルが増える。外国資本が入ろうとしているが現実は観光収入は大きな産業の柱であり、この中に依存する人達も多い。

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私がいつもお世話になっているインレー湖のAnn sanもホテル、レストランを経営していて観光客が来なければ困ってしまう。
そんな中ではあるが、今、Ann sanはレストランを解体しそこにホテルを建てている。今のホテルは湖上に浮かぶホテルでその隔世のロケーションは魅力だったのだが、レストランのあった場所は今のホテルからボートで10分程度の湖畔に位置し、インレー湖観光の拠点には丁度良いところになる。レストランには長い間私の写真を展示してもらっていたから少々寂しさはあるが新たなホテルでも展示できるよう努力が必要だ。

インレー湖にはなぜかホテル総数の制約?が有り、長年役所に申請していたそうだが、今年やっと許可が出だ。今のところ具体的な予定は無いが今度私が訪れる時はきっと新しいホテルになるのだろう。

私にとっては湖畔のホテルは大歓迎だ。ミャンマーと日本には-2.5時間の時差があり、いつも早寝早起きで5時ごろ目が覚める。今までの湖上ホテルだとホテル内を散歩するしかないが、湖畔だと陸地を散歩できる。まぁ、湖上ホテルの散歩だけでも十分至福の時なのだが。

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このページは、kameyamaが2012年10月16日 22:31に書いたブログ記事です。

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