写真展(週末1)

写真展が始まり最初の週末が終わった。初日の5/11(水)は雨風が強い生憎の天気だった。仕事を昼で切り上げ雨の中ギャラリーに向かい14時少し前に到着した。
平日の昼間は人も少なくBGMを聴きながら静かに自分の作品を眺めていた。今回はこうすれば良かったと類の後悔は無い。今の自分のベストを展示できたと思っている。

2011051501.jpg悪天候の中、知り合い含め10数人の方が訪れ、久しぶりに会う人、ミャンマーに何度も行って撮影している人たちと話が弾んだ。

木曜金曜は仕事で在廊できなかったが、天気の回復し暑いくらいになった土曜日、12時ごろ到着し芳名帳を見ると、ネット上だけで実際話をしたことは無い方が来て頂いていてメッセージと花まで残してくれていたのは嬉かった。

2011051502.jpg土曜は夜にパーティーを予定していたから、時間が経つにつれ多くの人が集まって来てくれた。
お酒が全く飲めない自分にパーティーは無縁だと思っていたが、ここのギャラリーで開かれていたパーティーに何度か顔を出していたらやってみたくなり半分手探り状態で不安もあったが、暖かい仲間の差し入れや手伝いでそんな心配をすっかり忘れるくらい楽しい時間をすごすことができた。
ミャンマーへ行くきっかけになった写真家渡部さとる氏のワークショップの仲間を中心に40人ちかい人たちが集まっていた。そして渡部さんからは「可愛げの無い展示」、「ゴミもほこりも無いし」だと言われ・・・それは私にとっては褒め言葉と思うことにした。

4月にここで展示されていた写真家木津さんからは今まで自分でも漠然としていたことを言葉で話してくれて、私にとってはとても大きな財産になり、これだけでも個展を開催したかいがあったと思えるほどだ。

日曜は午前中用事があり、13時ごろ到着。実家の両親、前回の展示で知り合った方、久しぶりに会う友人も来てくれた。
また、明日から始まるラボテイクの金子さん、そこのプリントワークショップグループ展「NO PRINT NO LIFE」の仲間も来てくれてゆっくりと茶を飲みながら話をしていた。今回のプリントに関しては金子さんに多くのアドバイスを頂き本当にお世話になった。
前日の賑やかさが夢だったのでは、と思えるほど静かな日曜で、一人の時間もあり、またじっくりと自分の作品たちと向き合っていた。

今回は今まで経験したことの無い3週間の展示、今のところ自分でも納得の展示だと自負しているがもう少し時間が経つと何か出てくるかもしれないが・・・
写真は展示すると、相応しくない表現かも知れないが劣化していくモノ(つまらないと思えてきて展示したことを後悔するような・・)と
変わらないもの、極稀に輝きを増すものがあると思っている。
展示する作品は最低でも劣化するようなものは除外すべきで、セレクト/プリント時はその努力を惜しむべきではない。など考えながら一人のときを過ごしていた。

月曜火曜は休廊なので水曜からはじまります。水曜の夕方、週末は在廊予定でお待ちしています。

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このページは、kameyamaが2011年5月16日 22:06に書いたブログ記事です。

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