先週末(2/7~8)、伊豆方面へ海の幸と温泉を楽しみに行ってきました。
朝、早めに家を出て一路熱海へ最初の目的地は前々から行ってみたかった初島。熱海から船で30分足らずの相模灘にある小さい島で人口が250人くらいだそうだ。
熱海に着くとちょうど船が出たばかり、次の船まで1時間半くらいあるので近くを散歩することに。港のそばに、あの熱海城につながるロープウェイ乗り場があるが、高いところは好きではないし時間が中途半端だったので辞めました。
熱海の中心街方向へ、海沿いを歩いているとセレブな雰囲気プンプンの巨大クルーザー係留埠頭とその眼前には背後のさびれた街並みにとても不似合いな南仏っぽい?公園を作りかけの工事中でした。半分くらいは既に出来ていましたが観光客はまばら、地元の釣りおじさんとホームレスっぽい人があさから昼寝、その脇を子供が数人駆け回っているという光景でした。
春から夏の観光シーズンに向けて巨費を投じて整備しているのだろうが・・・まぁ良くも悪くも熱海だと。
夏は海水浴客で賑わうだろう熱海サンビーチのそばには噴水のようなオブジェ(桂由美作??恋人の聖地??)もありました。
船に乗って30分弱、初島に到着。
初島は一周約4kmの小さい島で水道電気は本土からのパイプラインに頼り漁業と観光で生活しているようにみえました。港の正面に民宿街、横に食堂街、食堂街の裏に小中学校、島の裏手右奥に初島クラブから変わったexiv初島、島の左から中央にかけてアールエイジアと灯台、とてもわかりやすい構成になってます。
一周した後に食堂街で少し遅めのランチと思い、右方向から島を一周してみることにし、歩き始めるとすぐにexiv初島がみえてくる。もともと初島クラブとして出来たそうだが、バブル崩壊後のオープンだったためか思ったほど上手くいかず一度潰れ、リゾートトラスト支援のもと今に至っているそうです。私の勤めている会社も提携していて予約が取れれば泊まれるので、何度かトライしたのにいつも満室で駄目でした。この不景気で提携がいつ無くなるかわかりませんが、こうして現地に来てみると眼前にひろがる相模灘、伊豆半島の絶景、一度は泊まってみたいと思えるステキなロケーション、そして綺麗なトコロでした。
まぁ実際泊まるとなると民宿街の方がおもろいのかもしれませんが・・・
トイレを借りて土産物屋を軽くのぞいて歩き始めると灯台がありました。こぢんまりとした佇まいで先ほどのexiv初島の方が見晴らしがよさそうなのでパスして先へ。
熱海から初島の往復乗船券を購入するとき、お得ですとの宣伝にのっかり付けて貰った(確かプラス100円だが200円)アールエイジアの入場チケット、どうやらここが入り口のようでもし、魅力的なご飯でもあればと思い入りました。芝生の広場に椰子の木やソテツ、大きい傘のついたテーブルとハンモック、そして食べ物メニューにはナシゴレンやミーゴレンなどバリ島雰囲気を作り出してました。ただバンコクの不自然に綺麗な(そしてちょっと大きすぎるような?)トゥクトゥクも置いてあり・・・せっかく海の幸を求めて島にきたのにナシゴレンは無いだろうと思い早々退散しました。
石の階段を下りていくとタラソテラピーやプールのありました。その先にはダイビングスポットやシュノーケリングができるトコロもあるそうなので、やはり夏場が良いところなのでしょう。
一周して食堂街にたどり着くとどこも店先に水槽を置いて食材をアピール、どのみち素材勝負のような気もしたので"水槽の魚が少ない=沢山売れてて安心"と考えるようにして比較的すいているお店に入りました。
私はカサゴの煮魚、妻はあじの刺身定食を注文し待っていると、他の客がぞろぞろ来て店内はほぼ満席に、そして最初注文したときはおばあさん一人だったお店の人がプラス2人、その後の会話で息子と娘(ともに40代くらい)と・・が、ここで客が居るのに身内どうして喧嘩腰の会話連発、「ほれ、注文だってよ」とか「だからぁ、ここをさぎにかたづけねぇど駄目じゃねぇか」とか「いいからさっさと焼けぇ」とか「なんどいったらわかるんだぁ」とかとか・・そして、まだテーブルが空いているにも関わらずお客さんが入ろうとすると「もう一杯で、料理出すのに時間がかかるのでお断りしているんです」と、商売っ気の無さ・・
それでも出てきた魚はさすがに美味しいです。なんとも判りやすい島の人達、結構良いかもしれません初島。正直魚さえ食べれればとあまり期待していなかったので、また行きたいと思える島で楽しいトコロでした。
最後に帰りの船まで時間があったのでexivがやっている水中船(船底に座り窓から海中を眺めるヤツ)に乗りましたがこちらも思っていた以上に魚が多くて水も綺麗、意外とお勧めな30分でした。ただ意外と揺れるうえ、じっと窓越しにユラユラする海中を見ていると酔いやすいかもしれません。魚の説明してたさわやかなお兄さんが軽く「バケツも椅子の下にありますから」と親切に仰ってましたので安心ですが・・。
熱海行きの船にのり甲板で写真撮ったりふらふらしていたのですが船の周りには常にカモメが沢山、1日中船に付いて熱海と初島を行ったり来たりしているらしく、理由は簡単で甲板の乗客がお菓子やらパンやらをちぎってカモメに投げて遊ぶからです、きっと。
熱海に戻るともう日が傾きかけあとは明日朝干物を買うお店を物色しつつ伊豆高原にある会社保養所へ。
この保養所に来るのはもう5、6年ぶりで多分5回目くらいです。温泉があって比較的綺麗でなおかつ安いのでお手軽はお手軽で便利です。一週間前に行こうと決めても空いてて取れるのも。
こちらもこんなご時世、いつ閉鎖になるやもしれずで、もしかしたら今回で最後になってしまうかもしれないです。会社の保養所なので他の泊まり客も会社の人&家族です。
職場の同僚などでもと言うか、世間一般には休みの日の旅行先でまで会社の人と一緒はヤダという人も多いのかもしれませんが私はその辺は全く気にならないので何度か利用してます。
まぁ、今回もたまたま同じ部署の部長さんがご家族で来られてました。ただ同じ部署と言っても挨拶程度しかしたことないんでここでも軽く挨拶だけでしたが・・
予約に際して夕飯はあえて希望せず外に食べに行く予定だったのでチェックイン後一休みして夕食へ出かけました。今回は事前に妻が探していた魚のしゃぶしゃぶのお店です。
お店は私のカーナビで検索したらあっさり見つかり、6時過ぎに到着。本日のお勧め金目鯛のしゃぶしゃぶとホウボウの塩焼き、ご飯と味噌汁を注文。
ちょっとぶっきらぼうな話し方のおかみさんが食べ方を説明してくれたが、少し話し出すと良くしゃべる人みたいで最後はおじやにして醤油で味付けするのが一番だからと丁寧におしえてくれました。
で、金目鯛のしゃぶしゃぶは絶品でした、刺身でもイケる鮮度の良さで当然刺身でも美味しいですが、かるくしゃぶしゃぶしてたれを付け、口に入れると少し堅いと思いきや、ふんわりまろやかでなんとも表現できないおいしさです。ふたりで黙々と食べてあっというまに完食。そしておかみさんに教わったようにおじやをつくるとこれまた出汁が効いてて素晴らしい夕食でした。とうぜんホウボウの塩焼きも身がプリプリとして美味しかったのは言うまでもありません。
ただ、私たちの隣のテーブルにはおそらく近所の知り合いとおぼしきおかみさんと同世代のお客さんが愚痴り放題、どうも最近結婚した息子夫婦が居るらしいのですが、食事の度にたかられているようで「今日もほんとは焼き肉でも行こうとおもってたのに、お金のことでぐずぐず言い出すから、、"あぁもう面倒だから今日はヤメ"って電話一方的に切っちゃったのよぉ、もう最近一緒にご飯食べても払おうとさえしないし、あのヨメは横でニコニコしているだけだし憎らしい。。」などなど連発、おかみさんはすっかり聞き役になりながらも所々で相づちやアドバイス的なひと言、これがお客さんに喜ばれるのか、しょっちゅうここに来ているようでした。
昼の店内家族喧嘩食堂といいこれもちょっとした旅の楽しみと思いながら聞いてました。
翌朝はのんびり目の朝食後チェックアウト、そして昨日見つけておいた伊東のひもの屋によって"トロあじ"(まあじで脂の乗ったモノを地元ではこう呼ぶそうです)のひもの、カマスのひものなど買い車に戻ると近くで近所のミカン農家から出荷できない不揃いなミカンをリヤカーで売っているおばあさんが声をかけてくる。
せっかくなので一袋500円の不揃いだが美味しそうなミカンを買って帰宅しました。
今回カメラはM6+35mmにモノクロ詰めて3本撮影。たまには車でのんびり温泉&海の幸も良いものです。
朝、早めに家を出て一路熱海へ最初の目的地は前々から行ってみたかった初島。熱海から船で30分足らずの相模灘にある小さい島で人口が250人くらいだそうだ。
熱海に着くとちょうど船が出たばかり、次の船まで1時間半くらいあるので近くを散歩することに。港のそばに、あの熱海城につながるロープウェイ乗り場があるが、高いところは好きではないし時間が中途半端だったので辞めました。
熱海の中心街方向へ、海沿いを歩いているとセレブな雰囲気プンプンの巨大クルーザー係留埠頭とその眼前には背後のさびれた街並みにとても不似合いな南仏っぽい?公園を作りかけの工事中でした。半分くらいは既に出来ていましたが観光客はまばら、地元の釣りおじさんとホームレスっぽい人があさから昼寝、その脇を子供が数人駆け回っているという光景でした。
春から夏の観光シーズンに向けて巨費を投じて整備しているのだろうが・・・まぁ良くも悪くも熱海だと。
夏は海水浴客で賑わうだろう熱海サンビーチのそばには噴水のようなオブジェ(桂由美作??恋人の聖地??)もありました。
船に乗って30分弱、初島に到着。
初島は一周約4kmの小さい島で水道電気は本土からのパイプラインに頼り漁業と観光で生活しているようにみえました。港の正面に民宿街、横に食堂街、食堂街の裏に小中学校、島の裏手右奥に初島クラブから変わったexiv初島、島の左から中央にかけてアールエイジアと灯台、とてもわかりやすい構成になってます。
一周した後に食堂街で少し遅めのランチと思い、右方向から島を一周してみることにし、歩き始めるとすぐにexiv初島がみえてくる。もともと初島クラブとして出来たそうだが、バブル崩壊後のオープンだったためか思ったほど上手くいかず一度潰れ、リゾートトラスト支援のもと今に至っているそうです。私の勤めている会社も提携していて予約が取れれば泊まれるので、何度かトライしたのにいつも満室で駄目でした。この不景気で提携がいつ無くなるかわかりませんが、こうして現地に来てみると眼前にひろがる相模灘、伊豆半島の絶景、一度は泊まってみたいと思えるステキなロケーション、そして綺麗なトコロでした。
まぁ実際泊まるとなると民宿街の方がおもろいのかもしれませんが・・・
トイレを借りて土産物屋を軽くのぞいて歩き始めると灯台がありました。こぢんまりとした佇まいで先ほどのexiv初島の方が見晴らしがよさそうなのでパスして先へ。
熱海から初島の往復乗船券を購入するとき、お得ですとの宣伝にのっかり付けて貰った(確かプラス100円だが200円)アールエイジアの入場チケット、どうやらここが入り口のようでもし、魅力的なご飯でもあればと思い入りました。芝生の広場に椰子の木やソテツ、大きい傘のついたテーブルとハンモック、そして食べ物メニューにはナシゴレンやミーゴレンなどバリ島雰囲気を作り出してました。ただバンコクの不自然に綺麗な(そしてちょっと大きすぎるような?)トゥクトゥクも置いてあり・・・せっかく海の幸を求めて島にきたのにナシゴレンは無いだろうと思い早々退散しました。
石の階段を下りていくとタラソテラピーやプールのありました。その先にはダイビングスポットやシュノーケリングができるトコロもあるそうなので、やはり夏場が良いところなのでしょう。
一周して食堂街にたどり着くとどこも店先に水槽を置いて食材をアピール、どのみち素材勝負のような気もしたので"水槽の魚が少ない=沢山売れてて安心"と考えるようにして比較的すいているお店に入りました。
私はカサゴの煮魚、妻はあじの刺身定食を注文し待っていると、他の客がぞろぞろ来て店内はほぼ満席に、そして最初注文したときはおばあさん一人だったお店の人がプラス2人、その後の会話で息子と娘(ともに40代くらい)と・・が、ここで客が居るのに身内どうして喧嘩腰の会話連発、「ほれ、注文だってよ」とか「だからぁ、ここをさぎにかたづけねぇど駄目じゃねぇか」とか「いいからさっさと焼けぇ」とか「なんどいったらわかるんだぁ」とかとか・・そして、まだテーブルが空いているにも関わらずお客さんが入ろうとすると「もう一杯で、料理出すのに時間がかかるのでお断りしているんです」と、商売っ気の無さ・・
それでも出てきた魚はさすがに美味しいです。なんとも判りやすい島の人達、結構良いかもしれません初島。正直魚さえ食べれればとあまり期待していなかったので、また行きたいと思える島で楽しいトコロでした。
最後に帰りの船まで時間があったのでexivがやっている水中船(船底に座り窓から海中を眺めるヤツ)に乗りましたがこちらも思っていた以上に魚が多くて水も綺麗、意外とお勧めな30分でした。ただ意外と揺れるうえ、じっと窓越しにユラユラする海中を見ていると酔いやすいかもしれません。魚の説明してたさわやかなお兄さんが軽く「バケツも椅子の下にありますから」と親切に仰ってましたので安心ですが・・。
熱海行きの船にのり甲板で写真撮ったりふらふらしていたのですが船の周りには常にカモメが沢山、1日中船に付いて熱海と初島を行ったり来たりしているらしく、理由は簡単で甲板の乗客がお菓子やらパンやらをちぎってカモメに投げて遊ぶからです、きっと。
熱海に戻るともう日が傾きかけあとは明日朝干物を買うお店を物色しつつ伊豆高原にある会社保養所へ。
この保養所に来るのはもう5、6年ぶりで多分5回目くらいです。温泉があって比較的綺麗でなおかつ安いのでお手軽はお手軽で便利です。一週間前に行こうと決めても空いてて取れるのも。
こちらもこんなご時世、いつ閉鎖になるやもしれずで、もしかしたら今回で最後になってしまうかもしれないです。会社の保養所なので他の泊まり客も会社の人&家族です。
職場の同僚などでもと言うか、世間一般には休みの日の旅行先でまで会社の人と一緒はヤダという人も多いのかもしれませんが私はその辺は全く気にならないので何度か利用してます。
まぁ、今回もたまたま同じ部署の部長さんがご家族で来られてました。ただ同じ部署と言っても挨拶程度しかしたことないんでここでも軽く挨拶だけでしたが・・
予約に際して夕飯はあえて希望せず外に食べに行く予定だったのでチェックイン後一休みして夕食へ出かけました。今回は事前に妻が探していた魚のしゃぶしゃぶのお店です。
お店は私のカーナビで検索したらあっさり見つかり、6時過ぎに到着。本日のお勧め金目鯛のしゃぶしゃぶとホウボウの塩焼き、ご飯と味噌汁を注文。
ちょっとぶっきらぼうな話し方のおかみさんが食べ方を説明してくれたが、少し話し出すと良くしゃべる人みたいで最後はおじやにして醤油で味付けするのが一番だからと丁寧におしえてくれました。
で、金目鯛のしゃぶしゃぶは絶品でした、刺身でもイケる鮮度の良さで当然刺身でも美味しいですが、かるくしゃぶしゃぶしてたれを付け、口に入れると少し堅いと思いきや、ふんわりまろやかでなんとも表現できないおいしさです。ふたりで黙々と食べてあっというまに完食。そしておかみさんに教わったようにおじやをつくるとこれまた出汁が効いてて素晴らしい夕食でした。とうぜんホウボウの塩焼きも身がプリプリとして美味しかったのは言うまでもありません。
ただ、私たちの隣のテーブルにはおそらく近所の知り合いとおぼしきおかみさんと同世代のお客さんが愚痴り放題、どうも最近結婚した息子夫婦が居るらしいのですが、食事の度にたかられているようで「今日もほんとは焼き肉でも行こうとおもってたのに、お金のことでぐずぐず言い出すから、、"あぁもう面倒だから今日はヤメ"って電話一方的に切っちゃったのよぉ、もう最近一緒にご飯食べても払おうとさえしないし、あのヨメは横でニコニコしているだけだし憎らしい。。」などなど連発、おかみさんはすっかり聞き役になりながらも所々で相づちやアドバイス的なひと言、これがお客さんに喜ばれるのか、しょっちゅうここに来ているようでした。
昼の店内家族喧嘩食堂といいこれもちょっとした旅の楽しみと思いながら聞いてました。
翌朝はのんびり目の朝食後チェックアウト、そして昨日見つけておいた伊東のひもの屋によって"トロあじ"(まあじで脂の乗ったモノを地元ではこう呼ぶそうです)のひもの、カマスのひものなど買い車に戻ると近くで近所のミカン農家から出荷できない不揃いなミカンをリヤカーで売っているおばあさんが声をかけてくる。
せっかくなので一袋500円の不揃いだが美味しそうなミカンを買って帰宅しました。
今回カメラはM6+35mmにモノクロ詰めて3本撮影。たまには車でのんびり温泉&海の幸も良いものです。