待ちに待ったミャンマー旅行初日は年末も押し迫った、12月30日。
今日は成田を発ち、バンコク乗り継ぎでヤンゴンまでに行程。
早朝5時過ぎ起床し5:30頃自宅を出る。時間には余裕を持ってと思ったのだが、寒空のなか新宿駅で30分待ちは厳しい、駅構内の珈琲ショップでサンドイッチとブラック珈琲で目を醒ましがてら時間を潰す。
定刻通り新宿6:51発のNEXに乗り成田空港に8:30過ぎ到着。年末の出国ラッシュを見込んで早めに着いたが、ANAのチェックインは機械で済むし、預ける荷物も無いしそのまま出国審査へ・・・数年前の夏に混雑の中、免税店で買い物も出来ずにコンコースを走った記憶がどうも早め早めとなってしまっているのだろう。
出国審査もあっさり10分で終了、10:50のフライトまで2時間以上ある。重要な買い物を済ませ、持ってきた読みかけの本のページをめくりながら時間を過ごす。
今回の旅は前回と違い少人数、日本からは私ともう一人の二人だけだ。もう一人の相棒はSさんだけ。
それと、明日インレー湖近くの温泉で合流予定のバンコク在住の日本人農学理学博士ことDr.T氏、インレー湖でホテルやレストランを経営するインダー族のA女史。
Dr.T氏とA女史には今回の旅で言葉では表しきれないほどいろいろお世話になることになる。
成田からバンコクはほぼ定刻に離陸するが、今日は強烈な冬型の気圧配置で向かい風が強い。580km/h程度の飛行速度しか出ていない。
バンコクでは乗り継ぎが2時間弱なので、あまり遅れると少々心細くなる。
離陸して30分くらいで昼食が出てくる。私には十分美味しい機内食だった。いつも旅行では機内食までデジカメで撮っておくのだが、今回はすっかり忘れてしまい、まぁ、いつものANAの機内食だった。
飛行機は九州を過ぎ沖縄を抜け、南下するに従って速度も上がり700km/h以上へ。結局定刻くらいにスワンナムープ国際空港着。最近オープンした新空港でやたら広い、でかい印象。
飛行機を降りてコンコースを歩いていたら今回の旅仲間Sさんがガラス越し、ヤンゴン便の待合室で手を振っていた。
ここも多少の混雑を予想していたが、預けた荷物もなく、タイへ入国不要なのが効いてヤンゴンまでのタイ国際航空のチェックインも5分で完了。
夕暮れの優しい日差しが待合室にもこぼれていた、撮るモノがない殺風景な空港に居ることが少々もどかしい。
出来たての巨大空港なのでゲートは沢山あるのに、なぜかヤンゴン便はバスで飛行機まで移動し、タラップを上がる。機内は満席、80%くらいが欧州系の観光客に思える。
わずか一時間のフライトだが食事が出る。だから必然と忙しい、離陸して10分くらいでシートベルトサインは消える、客室乗務員は飲み物、食事を慌てて配る。乗客も慌ただしく食べる。それでも食後に珈琲を飲む。そうしているうちに飛行機は高度を下げ始める。
ヤンゴン国際空港ではA女史のスタッフが出迎えてくれてエアコン付きの車でホテルへ直行、アウンサンマーケットに近いパークロヤルホテルへチェックイン。ここは前回最終日にデイユースで半日滞在したホテルだが、今日は宿泊。年末と言うことでメリークリスマス&新年デコレーションで華やかで、設備も立派なホテルだ。
機内食も食べたばかりなので夕食はホテルのレストランで軽くピザで済ます。
写真は派手なこのレストランで黙々とフルーツを切る女性、というかこの日は写真はこの一枚しか撮っていなかっただけ。
明日はいよいよインレー湖。