ミャンマーで迎える初の朝は、目覚めも良く、早めにコンチネンタル形式のビュッフェでたっぷりと朝食をとる。
今日の重要な我々(私とS氏)の役目は今夜のカウントダウン&ニューイヤーパーティーのメインディッシュことローストチキンをヤンゴンからへーホーへ運び、A女史のスタッフに届けるコト。
昨夜のドライバーさんに聞いても"OK"とか"No ploblem"との簡単な答えだけ・・・
多分、今朝このホテルで準備されていて車で運ぶのだろうとSさんとも話していた、そしてそのチキンの形態が調理済みなのか、調理前なのか、絞めた状態なのか、それとも竹籠に生きた鳥がコケコッコーだったら。。。
朝食後約束の時間が近くなってきたので早めにチェックアウトし、ホテルフロント氏にチキンのコトを聞いたら???な様子。
で、時間に来たドライバーさんに聞いたらまたも"OK"とか"No ploblem"・・・このあたりで少々不安になってくる。
今回いろいろお世話になるのが目に見えているA女史およびDr.T氏の唯一の頼まれゴトすら果たせないワケにはいかないし、夜のパーティで"チキンはドコだ?"とか外人客に騒がれても困ってしまうし。
そんな不安をよそにドライバーさんは一路空港へ、途中どっかで寄りに道をしてチキンをピックアップするのだろうかと、考えていたがそのまま空港到着。国際線以上に混み合う国内線の出発口へ。
すると、昨日出迎えてくれた女性が再び微妙な笑顔現れて、我々の荷物をポーターに持たせてYangonAirwaysのチェックインカウンターへ行くと、間もなくチキンを思われる大きなクーラーボックス?が登場しこれで一安心、しかしどう見ても5箱もあり、我々二人の荷物としては明らかに多すぎる・・・しかし3箱は別のモノで予定通り2箱だと分かり、多少揉めていたが無事チェックイン完了。
ここで空港案内役(このころに彼女の役目が何となく判る)と別れ待合室へ。。。。
自分たちが乗るだろうと思っていたYangonAirwaysのプロペラ飛行機は別の行き先に飛び立ってしまい、そのあと別の飛行機は到着して離陸して行くが、我々が乗る飛行機に着いてのアナウンスは全くなし。それでも約1時間おくれで離陸し、そのままへーホー空港へ到着。
荷物を持って空港を出るとA女史のスタッフが出迎えてくれて、ここからインレー湖付近の温泉へ向かう。予定では午後1時ごろに温泉で合流だったのだがもう1時間遅れは避けられないし、連絡のしようもないのでこのまま任せるしかない。
飛行場を出て快調に進むと思っていたら突然ウインカーを出して左折して農園?だか植物園?に入って行く。ドライバーさん曰く"クリスマスフラワー"を収穫して持って行くのだと・・・ってクリスマスフラワーと言えばポインセチアしか思い浮かばないが、いくら標高が高いとは言え東南アジアにポインセチアがあるとも思えないが、なんとなく赤っぽい葉っぱをした木の枝をばさばさと切り落として車の助手席に詰め込んでいる。
結局運転するのが気の毒に思えるほど車に満載して温泉へ・・・舗装状況はミャンマーらしく、時々激しい揺れに襲われながら、車は走っていった。
無事、記憶のある温泉に到着するとDr.T氏が赤い顔して"いや~遅いから、どうしてしまったのか心配してましたよ~、ニャウンシェに行ってしまったのではという・・・"などと、、、そして温泉に行くとA女史がカップラーメンにビールとミカンを持って待ってました。7月以来の再会で、挨拶を交わすと早速温泉へ、同行のSさんはちょっと不思議そうな様子で温泉やカップラーメンを見たりしてましたが・・・
温泉をでるとインレー湖に入り口の小さな村(Khaung Daing)へ。ここは前回来たときのとても感動の大きかったトコロ。湖上に暮らす人々と、とても人なつっこい子供達の笑顔が強烈に記憶に残ってました。
少し撮影して、ボートに乗り約40分、A女史のレストランによって私の写真を展示する場所を相談する。ココのレストランかホテルかで相談するが私の希望でホテルに決める。
レストランからボートで約20分、A女史のShwe Inn Tha Hotelに到着、先ずはDr.T氏やSさんに手伝って貰い、写真を展示。
カラーをメインロビーに、モノクロをサンセットバーの壁面へ展示する。
そして、メインロビーのテーブルに試しに用意してきたポストカードを2種類各50枚ほど置いておく。
夕食はダイニングルームで年越しパーティ、宿泊客全員にプレゼントが隠してあり、私とSさんにはインダー族の民族衣装、他の客のと明らかに違うと思われる豪華プレゼントで恐縮。
Dr.T氏は毎年いろいろからかわれて、今年は探しにくい上に見つけてみたら腐ったバナナだったと苦笑い。(しかし別にレイバンのサングラスを貰っていたそうで・・・すが。)
御馳走や、伝統舞踊や民族舞踊を満喫し、夜も更けていくが我々は移動の疲れと、明日からの撮影に備えて早めに抜け出して就寝。現地時間で23時前。部屋がダイニングルームから遠かったのでパーティの喧噪も気にならなかったが、ベットのなかで遠くに長渕剛の「乾杯」らしきメロディーを聞きながらいつの間にか眠りに・・・・
1枚目の写真は、インレー湖に入り口の小さな村(Khaung Daing)に居たオシャレな女の子。
2枚目はインレー湖独特の足でボートを操る人達。
3枚目はA女史のホテルの新婚さん(ミンガラウ~)。翌日持ち込んだプリンタで早速プリントをプレゼントしたらとても喜んでくれて、ホテルで会う度に満面の笑顔で挨拶だった。