国際化の波波とハービーさんの話等

ここ最近、私の職場周辺で外国人さんをやたら見るようになりました。

理由は昨年夏に欧米に工場を持つ会社を買収し、いろいろ事業統合や協業が進んでいる証拠なの~と、実感しています。

買収当初はあまり実感も無かったのですが、英語のメールやら外人さんを毎日どこかで見かけるとか続くと段々その気になりつつあります。

 

 

先週は、アメリカ東海岸から二人来ていたのですが、ロシア系とインド系、そして先週後半からフランスとデンマーク、そして来週からはアメリカ西海岸方面から一人、この方は2ヶ月くらいコチラに来てシゴトをするようです。

そして、私は明朝、さっき書いたフランス人さんを新宿センチュリーハイアット東京に向かえに行き、そのまま福島郡山の工場に連れて行くという大役を仰せつかっています。

フランスから来ていますが、先日の打合せでは普通に英語を流暢に話していました。
私にとってはここ最近の英会話の成果が試される時がついに来たのかもしれません。

工場に行けば工場の人がいろいろ案内してくれるし、私はその間、多少のシゴトをこなせばならないので、工場ではあまり話すことは無いと思っていますが、往復の新幹線では思いっきり”二人きり”です。

印象は、背が高く、物静かなフランス人紳士みないた感じです。

明日はいったいどんな一日になるのか・・・・

ここのネタになるようなコトが有れば書きたいと思いますが・・・・

 

さて、今日はまだ昨日のハービーさんのお話が頭に色濃く残ってます。

ハービーさんの話の中で印象に残った言葉・・「写真家の仕事は”残さなくてはならないモノを撮る”ことと、”残してはならないモノを撮る”ことの二つがあると思ってます」

残してはならないモノは戦争や人種差別などのドキュメンタリーな写真、前者は、”笑顔”だそうです。ハービーさんの写真には優しい笑顔がたくさんあり、私はそれが好きなのですが、ハービーさんの話では”笑顔”は段々世の中から少なくなってるそうです。

私が子供の頃、テレビでよく見ていた”兼高かおる・世界の旅”があったのですが、この30年続いた番組の終了後、ハービーさんが兼高さんに話を聞く機会があったそうで、その時ハービーさんの

「30年経って、世界で一番変わったことは何ですか?」問いに対して兼高さんの答えは

「笑顔が世界中から減っていると思います」だったそうで、ハービーさんの作品に大きな影響を受けたと話されていました。

いろいろな意味で私も影響・刺激をたくさん貰ったと思ってます。
それを活かせるかどうかが問題なのですが・・・

それと、最後にハービーさんが十代から二十代半ばまで撮ったモノクロネガ400本を最近見つけたそうで、来年にはそれらで写真展をやる予定だと話していて、とても楽しみです。

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このページは、kameyamaが2006年9月10日 20:57に書いたブログ記事です。

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