DGSM Print 「7人の写真家」展へ

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初日のオープニングパーティに伺って以来、ようやくゆっくり観ることが出来ました。
夕方小雨混じりの中ギャラリーe&mに向かうと、入り口にはエイミーが出迎えてくれテーブルにはオーナーの竹内さんとDGSM Printの考案開発者で今回の展示の中心、永嶋さんが居られました。
オープニングの時は100人を超える人で展示作品を落ち着いて観ることが出来なかったのでゆっくりと数周回りながらじっくりと拝見しました。DGSMは"Digital Gelatin Silver Monochrome Print"の略で、デジタルカメラなどで撮った画像をインクジェットプリンタで専用のフィルムシートに印刷し銀塩モノクロ印画紙に密着プリントする手法です。私もワークショップを受け一通りの手順を体験させて頂きましたがシンプルなルーチンワーク化が可能でトーンコントロールがパソコン上で(フォトショップ)できるため整えやすくなります。ただ元のデジタルデータの質がプリント結果を左右するのは言うまでも無いです。
今回の展示を観て率直な感想は完璧と思えるトーンの高品位銀塩プリントでした。私自身は作品作りのメインはモノクロフィルムで撮って銀塩印画紙にプリントですが、DGSMは大きな選択肢に加わると考えています。近い将来この手法で作品を作ってみたいと思います。

DGSMのワークショップはギャラリーe&mで開催されています。詳しくはこちらです。

dgsmp_vol1_04.jpg
展示を観た後は竹内さん、永嶋さんと引き伸ばし機や引き伸ばしレンズ、薬品など話をしてました。私にはとても参考になる話ばかりで気付くともう18時を過ぎていました。またいろいろ試したりしてみたくなりました。

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