2013年11月17日(日)、東京芝増上寺で「ミャンマー祭り2013」が開催された。
今までも年に数回民間主催のミャンマー関連のイベントは有ったが今回はミャンマー大使館や安倍昭恵さんも相当積極的に参加され、今までに無い大規模なイベントで、主催者発表で35,000人、報道でも20,000人の人出とあった。好天に恵まれて1日限りのイベントながら大いに盛り上がっていたように感じた。
私はこのイベントのひとつ、「日本・ミャンマー交流写真展」に参加していた。7月に冬青ギャラリーで展示していたモノクロ30点を展示しほぼ1日ギャラリーにいたが1,000人以上の人が来たように思える。写真展はコンテスト公募の入賞作品、安倍昭恵さんの子供のスナップ写真、コンテスト審査委員長の写真家関口照生氏の作品が展示され、それに私も参加させて貰った。今回は関口氏には展示を含めいろいろお世話になり貴重な経験が出来、とても感謝している。今までのどの展示よりも多くの人々、特にミャンマーの方々に観て貰い様々な感想、意見を貰えたのは貴重だ。
関口氏は次回(来年?)はミャンマーの写真家の作品を多く展示できるようにしたいと話されていた。と言うのも今回のコンテストに10数枚ミャンマーからの応募が有り、どれもクオリティの高い作品で専門誌に載っていても不思議では無いような作品に思えた。コンテストは応募総数約500点で受賞作品はどれも印象的で素晴らしかった。
展示会場の隣に特設ステージが有り、ミャンマーの人気歌手、メイスイさんを呼んだり本場のミャンマー舞踊なども披露されミャンマー語の歓声が飛び日本では無いような雰囲気だった。このイベントは日本に広くミャンマーをアピールするのと同様に日本にミャンマー人に楽しんで貰うことも重要な目的だったようで、こちらに駐日ミャンマー大使のコメントが書かれていて、とても素直で現実を見ている内容だと思う。
写真は撤収前に撮影した展示会場の様子。フレームマンさんが全て担当されこれは最近開発した自立壁だそうで天井から吊したり突っ張り棒など不要で釘打ちも出来る優れものだ。関口氏の作品やコンテスト作品はすべてカラーのなか地味にモノクロで展示していたが思っていた以上にじっくりと観てくれた人が多かった。ギャラリー内は撮影自由としていたから気に入った写真を携帯やスマホで撮影する人を観ていると面白かった。私の作品の中でも足が止まり、撮っていたのを何度も見かけた。
コンテスト入賞者の中には中部地方や四国から来られて人も居ていろいろ話が出来たのは楽しかったし、今後私がミャンマーで撮影活動していくうえで何かのきっかけになるだろう一日だった。