9/6(金)17:50成田発ANA便でタイのバンコクへ。
9/8(日)8:15バンコク発ANA便で成田へ帰国した。
正味9/7(土)一日のバンコク滞在。幾つか用事があったが最大の目的は写真集をミャンマーへ送ることだった。30冊と見本用1冊詰めた段ボールを2つバンコクから国境貿易と呼ばれているルートでバンコクからミャンマーのインレー湖、私がいつも滞在しているホテル宛に発送した。
今回もバンコク在住ののDr.T氏の世話になった。口コミで知ったミャンマーへ送る国境貿易の会社だそうだが、バンコクに4〜5社あるらしい。基本的な物価は安いミャンマーだがミャンマー国内で作れないものの大部分はタイからの輸入に頼っている。ある意味ミャンマーの経済の一翼を担っていると言っても過言では無い。
そう聞いて大きな倉庫のような会社を想像したが荷物を受け付け梱包しているトコロは街中のあるホテルの地下のマンホール?のところにあるらしい。
雨期のバンコク、夕方の短時間スコールは覚悟していたが予想外の午前中から雨が降り続いていた。スコールのように激しくなったり、シトシトと降ったりの繰り返しだった。午後、空が明るくなり小降りになったタイミングでトゥクトゥクに荷物を載せDr.と2人乗り込みその国境貿易へ向かった。
バイヨークのホテル脇のスロープを降りるとまず、水道がいくつも並ぶ流しがあった。ここは近くの屋台からひっきりなしに人が洗い物に来て賑やかな場所だ。その奥にバイクが沢山止まっていた薄暗い通路とトイレがあり、突き当たりに巨大な扇風機がいくつも回り続けている一角があった。そこが国境貿易の受付だった。
ここは直径3m程度の巨大なマンホールのいくつも集まりそのフタの上で荷造りなどを行っていた。扇風機を止めると暑いだけで無く、悪臭、場合によっては有毒なガスが溜まり人が作業できる環境では無くなるとの話だった。
荷造りが立て込んでいたため、一先ず私の段ボール2個と、スカーフ等布類、ホテル内装用の彫刻済み材木などを預け近くのカフェで一休みし、指定された時間に戻ると丁度梱包するところだった。人が二人くらい入れる大きな袋に布類をクッションに段ボール、木材を器用に詰めていく。黙々と手際よく、力強く作業する姿はまさしくプロだった。最後に宛先をマジックで書き込みこれで完了。今回の最大の目的を果たせた。
他にも中華街の奥深くを歩き回ったり、フカヒレ&アワビ中華を満喫したりと短い滞在ながらバンコクの奥深さを体感できた充実の滞在だった。
チャオプラヤ川も見ず、有名な寺院も行かず、タイスキも食べずマッサージも行かなかったが楽しい一日だった。夜はカニカレーに行こうと思っていたがさすがに疲れてしまい行けなかったのだけは残念だった。
写真は何かのイベントをやっていた伊勢丹前にあった大仏のアタマの様な・・??