2012年2月アーカイブ

伊豆へ

週末、1泊2日で伊豆へ。何度か訪れているし天気予報もいまいちだったのでメインは宿でノンビリ温泉&ふぐ料理。
土曜はいつの間にか出来ていたIZU PHOTO | MUSEUMへ。
数年前に来たときは彫刻美術館と庭園だったが2009年10月に杉本博司氏設計の写真美術館がオープンしていました。丁度昼時だったのでイタリアンレストランCIAO CIAOでランチ。厨房に大きな焼き窯もあり本格的なパスタで少々高かったですが美味しいお店でした。
展示は野口里佳氏の「光は未来に届く」でした。東京都写真美術館のような広さはありませんが落ち着いた空間にマッチした展示でした。カラーのイメージが強かった野口さんでしたが初期のモノクロ作品は新鮮でした。3/11からはアラーキーこと荒木経惟氏の展示、と言うか「荒木経惟写真集展」、400冊以上に及ぶ写真集を展示するそうです。電通勤務時代に制作したスクラップブックから最新刊まで手にとって観ることができるそうです。

7月22日までの開催なのでまた泊まりがけでノンビリ寄ったり、御殿場アウトレットとセットで来れればと思っています。

16時過ぎ、早めに到着し部屋でゆっくり買っておいた雑誌を読んだり静かな時間を過ごしていました。築20年を超える会社保養所ですが、1年間の休止を経て外部業者に運用委託されすっかり気の効いた宿になっていました。

日曜も朝からはっきりしない天気でしたが定番の城ヶ崎で小一時間散歩してから伊東の道の駅で干物や地元野菜を買い込んで早々帰宅、の予定でしたが熱海から小田原までだらだら渋滞。夏場でも無いしこの天気だったので想定外に渋滞を堪能してきました。

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IZU PHOTO | MUSEUMのあるクレマチスの丘駐車場近くのオブジェ。借りているEF35mm/F2.0で撮影。購入を考えいますと話していたら借りられる機会があり今回、何枚か試し撮りしてましたが評判通りの良いレンズでした。常用するには50mm/F1.4より良さそうです。

DGSM Print 「7人の写真家」展へ

初日のオープニングパーティに伺って以来、ようやくゆっくり観ることが出来ました。
夕方小雨混じりの中ギャラリーe&mに向かうと、入り口にはエイミーが出迎えてくれテーブルにはオーナーの竹内さんとDGSM Printの考案開発者で今回の展示の中心、永嶋さんが居られました。
オープニングの時は100人を超える人で展示作品を落ち着いて観ることが出来なかったのでゆっくりと数周回りながらじっくりと拝見しました。DGSMは"Digital Gelatin Silver Monochrome Print"の略で、デジタルカメラなどで撮った画像をインクジェットプリンタで専用のフィルムシートに印刷し銀塩モノクロ印画紙に密着プリントする手法です。私もワークショップを受け一通りの手順を体験させて頂きましたがシンプルなルーチンワーク化が可能でトーンコントロールがパソコン上で(フォトショップ)できるため整えやすくなります。ただ元のデジタルデータの質がプリント結果を左右するのは言うまでも無いです。
今回の展示を観て率直な感想は完璧と思えるトーンの高品位銀塩プリントでした。私自身は作品作りのメインはモノクロフィルムで撮って銀塩印画紙にプリントですが、DGSMは大きな選択肢に加わると考えています。近い将来この手法で作品を作ってみたいと思います。

DGSMのワークショップはギャラリーe&mで開催されています。詳しくはこちらです。

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展示を観た後は竹内さん、永嶋さんと引き伸ばし機や引き伸ばしレンズ、薬品など話をしてました。私にはとても参考になる話ばかりで気付くともう18時を過ぎていました。またいろいろ試したりしてみたくなりました。

暗室を作りたい話

「老後に暗室を作って楽しみたいです」と仲間談。

昨日は恵比寿でモノクロプリントのワークショップ。昨年のグループ展でもご一緒したメンバーと一日暗室、ランチと楽しい一日でした。

久しぶりに会った仲間が私に自宅でもプリントするんですよね?(暗室やるんですよね?)聞かれたりして、そこから先行きの怪しい暗室環境の話題に。印画紙や薬品そしてフィルムの生産がいつまで続いてくれるのか、どこまで値上がりすれば大丈夫なのか等々。。

仲間の方は今の自宅では暗室はいろいろ有って無理そうですが、60歳代になって時間に余裕ができたら是非自宅暗室でプリントしたいと話してました。それからなぜか老後の暗室生活について盛り上がり、動けるうちに沢山撮っておけば出歩けなくなっても自宅暗室でプリント三昧の日々が待っているだろうとか・・・
ただ、これも印画紙生産が続く前提の話で正直少々心配が本音。さらに現実を考えると年金暮らしでも楽しめる値段であって欲しい願望で終わりました。

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夕方、恵比寿から歩いて広尾のEMON Photo Galleryへ。ギャラリーのレイアウトがガラッと変わっていた。そしてそこの階段に居た猫たち。じっとこっちを見ていたが少しずつ近寄るがこのあと半歩前進したところで逃げてしまった。
この場所は私の勤め先の元本社があった裏手。本社に行ったのは数回程度でそんなに思い出があるわけではないですが、ここを訪れる度に思い出します。建物が取り壊されても看板だけ残っていたり更地になったのも立派なマンションが出来上がっていく様子も。

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