梅雨明けの一日


関東地方が梅雨明したと思われた昨日、写真展に関わる充実した一日だった。
午前中、埼玉の川越に写真家兼本玲二さんの写真展を訪れた。兼本さんとはギャラリーe&mで知り合い、様々な撮影やプリントをこなし知識も豊富でいろいろ楽しい話をしてくれる。「犬の胸にカメラを付けて撮った写真の写真展」とあり、展示していた写真は犬の目線で撮られた写真だった。
私には展示していた写真の良さ、面白さより、英語で作られていた写真集にこれらの作品の真髄があると思えた。兼本さんとRufusの物語に意味が込められている。
7/15(金)までの展示です。

http://mynameisrufusmurphy.blogspot.com/

容赦無い日差しの川越から中野に戻りギャラリー冬青へ。出口こずえさんの個展「緑羅」、オープニングパーティに参加したいたが写真をゆっくり観たく訪れた。彼女にとって今回が初の個展になるが、表現が適当かわからないが「有無を言わせない世界」を見事に表現していると感じている。私が撮りプリントしているモノクロとは全く異質であり、自分の基準が通用しない、だから観ていて飽きない、楽しいのだと思う。なので一番そう思えた一枚を購入した。自宅の暗室部屋に飾る予定だ。
今後の彼女の作品も楽しみだ。バライタプリントならではの美しいトーンを描いてほしい。
7/23までで、きっともう一度観に行くような気がしている。

http://www.tosei-sha.jp/index_j.html

そのあと久しぶりに江古田へ行き、7/13から始まるMonochrome展のDMを置いてきた。秋のルデコG展のため渡部さんに作品を見せに来ている人がいて、ライカM3にオールドレンズを使ったモノクロプリントで作品を作るようで、展示が楽しみだ。

どうしても各場所で予定していた時間より長く居てしまい、まぁ、これは自分にとって良い時間を過ごしているコトだから幸せなコトだが最後の目的地ギャラリーe&mの到着が時間ギリギリになってしまたった。展示用作品等を持参し、注文していたプリントの代金を支払い自宅へ持ち帰った。

梅雨明けの暑かった一日に大荷物を持ち歩いたが展示する作品、購入したプリント、そして川越で兼本さんから購入した写真集とセットになっていたRufusくんと一緒で楽しい真夏の始まりだった。

20110710-001.jpg

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このページは、kameyamaが2011年7月10日 22:42に書いたブログ記事です。

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