10/24 3日目(2010 Myanmar)

昨日は何度が雨が降ったが今日は朝から天気が良い。

 

MM1003_01.jpgレストラン365でアメリカン朝食セットを食べ、ボージョーアウンサンマーケットへ行くがまだ開いてないので南へ向かい歩く。
開店準備中のアウンサンマーケットを抜けてヤンゴン川まで歩く。そこからサイカーに2人で乗り込みスーレーパゴダまで戻る。途中ネットで見かけた評判の宿「Okinawa guest house」の前を通る。確かにちょっと洒落てて良さそうな雰囲気だ。

 

MM1003_02.jpgまとわりつくような南国の湿気で汗だくだ。Drお気に入りの穴場ようなカフェでフレッシュオレンジジュースで一休み。このエリアは専門店が沢山集まっている。敷物専門、電灯屋、ケーブル専門店、眼鏡屋などフラフラ歩いていても飽きない。
開いたアウンサンマーケットを歩いているときドル交換レートを聞くと920チャット、ドル安の影響はここでもある。客がドルで払い国内取引先やスタッフにチャットで払ったり、不安定なチャットではなくドルで資金を動かしているような外国人向けホテルなどは厳しいだろうことは想像出来る。以前は1200とか1300だったから単純計算20%以上目減りしたことになってしまう。

ホテルに戻りチェックアウトし早目に空港へ向かう。
前日、サイクロンがミャンマーの北西部に上陸したた国内線が数便キャンセルになりその影響が今日に残っているようだ。もらっていたチケットはヤンゴンエアウェイの15:45発だったか、情報が2転3転し結局乗ったのが14:00発のエアーバガンのジェット機だった。結果的に当初より1時間以上早くヘーホー空港に到着、ホテルにも明るい時間にチェックイン出来る。空港でいつものガイドさんと再会し車へ乗り込む。ガイドさんの話では昨日はサイクロンの余波で雨と風が強くインレー湖は荒れてて移動すら大変だったそうだ。その話を聞くと不測にも往路でヤンゴン1泊だったがなにかと幸運だったのかもしれない。

空港から車で1時間弱、インレー湖の玄関町ニャウンシェに到着。ホテルから迎えのボートに荷物を積み込み出発。

 

MM1003_03.jpg数ヶ月前の渇水時はここらあたりも毎日重機で底をさらいながらボート1台が通れる状態だったと聞き,いつも豊かな水を湛えるインレー湖しか知らない私には想像を絶する状況だ。少し狭い街からのアプローチを抜けると湖が開けボートもフルスピードに加速する。右手の山にかかる雲間から傾いた日差しがこぼれ湖面を照らす。毎回だがこのシーンを見ると「ここに来た」ことを実感する。湖上を進むボートとすれ違ったり漁をするインター族の船から子供達が手を振っている。いつもと変わらぬインレー湖だ。ボートではウインドブレーカーを着て丁度よほど涼しい。蒸し暑いヤンゴンからくらべると天国のようだ。

MM1003_04.jpgボートで小一時間,多分20km弱でホテルに到着する。入り口のゲートが屋根付きで立派になっている。正面から見ると被災状況は皆無に見える。しかしボート降り場に近づくとダイニングレストランの後方にあった立派な屋根が見えない。レセプションのスタッフやホールスタッフ、アンさんが出迎えてくれる。記憶にあるスタッフも居れば初めて見るスタッフの姿も多い。
過去数回滞在したときにタナカを塗ってくれたり、毎日挨拶や言葉を交わしていたダンスの先生でもあるレセプションの女性が辞めてしまったは寂しい。

復旧したキッチンや女性スタッフの寮等見るとアンさんはじめスタッフの頑張りでホテルは滞り無く営業しているように見える。しかし水中から力なく生えているような柱を見ていると胸がつまる。

私の部屋は105号室,ダイニングレストランから比較的近く便利だ部屋だ。広々としたツインルームのバルコニーに出て沈む夕日を眺めていると心が洗われる。
今回私が運んできたのは衣類やハサミ、針不要のホチキス、ホワイトボード、ソーラー電卓、タッパ等々だ。衣類はアンさんが手際よくサイズを見ながら人数分けしていく。そしてキッチン裏手のスペースに被災した女性スタッフを集め、アンさんから各自に手渡した。一様に喜んでくれてホッとした。今回ここに来た目的の殆どを果たしたような気分だ。

夕食は荻窪ラーメンとトンカツ、それと今の季節しか食べられないインレー湖のウォーターチキンをたらふく食べた。鳥肉の一種なのだがレバーのような食感が有り、今まで食べたことの無いものだった。パンチのある肉とでも言うのだろうか。

明日は朝から祭りを撮りに早起きだ。

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このページは、kameyamaが2010年11月 4日 20:59に書いたブログ記事です。

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