引き際

やや遅く帰宅してテレビ見てたら中田英寿氏の現役引退がトップニュースで報じられていた。

 

中田氏らしく自身の公式サイトで発表していたそうだが、アクセスが殺到してて今は見れないだろう。

スポーツ選手の引き際は本人にしか判らない思いや現実があるのだろう。某ニュース番組に出ていた元テニスプレイヤー松岡修造氏がコメントしていたが『スポーツ選手の引退には限界までボロボロになるまで続けるタイプと、外からは絶頂とも思える時期に引退する二つがある』松岡氏は前者、中田氏や伊達公子氏は後者になると話していた。

今まで一番印象深く記憶に残っているのは横綱千代の富士の引退会見。ただひと言”限界”の集約していた。多分他にも言葉は有ったのだろうが、私の記憶にはこのひと言が鮮明だった。

偉大なプレーヤーの引き際には様々なドラマがある。
今時はサイトやブログで外部に発表する場合も多いのだろうが、私としては選手の肉声で引退の決意を聞きいと今まで思っていた。
しかし、今回の中田氏の全文を番組で読み上げていたのを聞いて、彼の言いたかったこと、伝えたかったことが、判りやすく等身大の言葉で淡々と熱く語られてた。

私のようなサラリーマンの引退と言えば”退職”になるのだろうが、最近、会社でも定年で辞めていく人の挨拶を聞く機会が年に数回有るの。
有名なスポーツ選手等と比べれば世間の知名度や活躍の差はあるにせよ、とてもすがすがしく印象に残る言葉を残していく先輩達は多い。

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このページは、kameyamaが2006年7月 3日 23:21に書いたブログ記事です。

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