大きめのバットが載せられる台

暗室で効率良くプリントするためにはバットの並びも重要。今は小さい折りたたみ台しかないので大四つを処理するのもイマイチ面倒。なので狭いスペースにバットを使いやすく並べる台を作ろうと考え、折角だから小全紙まではできるようにしたいと思っている。

2段棚形式で上段(高さ80cmくらい)に現像、第二定着、中段(高さ40cmくらい)に停止と第一定着を置いて一番下(床)には水を張った大きめのバットを置くとすると・・
暗室と言っても普段は普通の部屋なので設置したままは無理なので収納を考え分解できるように木で作るのとして、どのくらいの厚さの板が必要なのかちょっとマジメに計算してみた。学生のころの遠い記憶を思い出しつつ・・(少々マニアックな内容です・・)

確かそんな計算式が有ったなぁと思い調べたら、Lだけ離れた2つの支点に支えられた板(厚みt,幅W)の中心にPの荷重が掛かった場合に沈む(変形)量yは、
y=P*(L^3)/(4*E*W*t^3)
となるらしい。(Eはヤング率と呼ばれる数値で木材はおおざっぱに75000kgf/cm^2だそうで・・ホントかなぁ)

バット2枚の重さを最大20kgと想定(実際は10kgもないだろうが安全見て)
2枚並べる横幅110cm、奥行き60cmの台の4隅に足を着けるとして(足は強いと仮定)
台板の厚さをまず1.8cmで計算すると・・・
真ん中付近で最大2mmくらい沈む
厚さ2.1cmだと1mmくらい。

まぁこのくらいが安心だろう。
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このページは、kameyamaが2010年10月 8日 22:58に書いたブログ記事です。

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