ドバイバブル

2008121701.jpg
先月、ネットニュースの片隅で見つけた「ドバイバブル崩壊」の文字。
今夜テレビ番組で特集を組んで報道している。

数ヶ月前、私がミャンマーでお世話になっているホテルで要職についていた女性がドバイへ転職していったと聞いていた。しかし、先日バンコクから帰国中のDr.T氏の話を聞くと彼女を始め多くの人たちは転職仲買人?(ブローカー?)に2000~2500ドルの借金をしてドバイへ向かったそうだ。

ミャンマーの地方で働く若い女性の一般的な給料が日給1ドル程度ど聞いている中、ドバイへ行けば200とか300ドルになるという話だったらしい。仲買人はとにかく英語ができてサービス業に従事している人というだけで見境無く集めていたそうだ。

要職に居た彼女が抜けてお世話になっているホテルにとって痛手は大きかったのだろうが、ドバイバブルが崩壊し借金を返すまもなく職を失い故郷へ帰るにも帰れない彼女らの現実が始まっていると考えてしまう。

テレビでは歪んだ経済構造崩壊のあおりを受けている南アジアからの出稼ぎ労働者の姿・・・一部屋に6人で寝泊まりする様子、日雇いで日給500円の生活など報道している。

石油もでない、モノを作る産業、気質も無いドバイ、夢が泡の藻屑と消えたのは冷静に考えれば当たり前であると思う。

このブログ記事について

このページは、kameyamaが2008年12月17日 22:49に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「鬼が笑うのはなんで?」です。

次のブログ記事は「会社主催の英会話」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

アーカイブ