仕事が忙しく毎日夜遅い頃はそのまま往復していたが、最近日が延びたのと早く帰れる日が多くなったのとで、明るいウチに会社を出れる日がある。
先日、日中の雨も上がり涼しい風が吹いていたから、いつもと違う道を使って駅に向かう。もともとその一帯は水田が多かった記憶があったのでそちら方向へ、いつもは直進する交差点を右折した。
以前より立派になった歩道を気分良く自転車を漕いでいると、曇の切れ間からさす夕陽を背後から感じた。自転車止めて振り返ると田んぼと遠く丹沢大山に沈む夕陽、見慣れた通勤風景も捨てたモンではないと見直した。
時々この田んぼ道を通り、稲の成長、実りの秋をこの目で見たいと思っている。