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← Before | 8月4日(水)
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心持ち緊張感から朝早く目が醒める。と、いうより早寝早起きの生活が板に着いてきているだけか、
それとも早起きは歳のせいかも。。 |
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右側通行なので慎
重に左折しなが街中を進む。トラムやバスが沢山走っていて路肩駐車も多い、道は広いのだが左右に結構気遣いながらのドライブだ。街中を抜け右手にザルツブルグ城をみながら進む。右側通行なことを除けば道路標識は日本と似て
いて戸惑うことはなさそうで、行き先表示もたくさん且つ丁寧なので一安心、ただ地名は地図にも
あるからなんとかなるが、時々ある文書で書かれた標識はサッパリだ。みんな飛ばす、さすがアウトバーンのヨーロッパ。私としてはサウンドオブミュージックの舞台で有名なザルツカンマーグート、できればゆっくりと景色を堪能しながら行きたいのだが、流れそのものが80〜100km/hなので、ゆっくり走ると後ろに長蛇の列が出来るし、強引に追い越す車も居て危ない、なので流れに乗るしかなくチョット残念。 |
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ハルシュタットはため息のでる美しさ。 この街並みと景色だけで世界遺産に登録されているのは頷ける。 ただ、ロケーションと霞がかった状態と撮影機材、そして何よりも私のウデでは、この美しさをカメラに収め切るコトが出来ませんでした。 鏡のような湖面と対岸の白亜の建物とコトコト進むローカル列車。 絵本のような世界。夢の世界。私たちのそばに居たこちらの観光客ファミリーも静かに景観を楽しんでいた。ホントに美しい景色の前では無言になる、これも世界共通なのだろう。この景色を前に宴会バカ騒ぎは絶対に似合わない。。。 |
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ハルシュタットを満喫し、気持ちが高揚したまま、さらに奥に進みダッハシュタインバーンへ。 ここからケーブルカーで登ること数分、クリッペンシュタイン山頂駅へ到着。ココまで一気に登ると気温もグッと下がり12〜4度。心持ち空気も薄く感じる。山頂カフェで喉を潤し、山頂を目指す。約10分で標高2109mの山頂に到着。ベンチや教会?があり、多くの観光客が居るが日本人は少ない。前にはハルシュタット湖からどこまでも続くザルツカンマーグート、背後にダハシュタインの主峰ホーエル・ダハシュタイン2995mの絶景に感動。 |
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パッケージツアーで来ることは無く、ザルツブルグから列車バス乗り継ぎでもココまで来るのは大変だ。思い切ってレンタカーを使ったのは大正解。この旅でもっとも印象深い思い出となったのは間違いない。ここ以外はプラハやザルツブルグそしてウィーンと街中が多く、大自然を満喫できたのは旅のアクセントにぴったりだった。山頂でしばらくボーっと流れる雲を眺めているとパラグライダーに遭遇。ギャラリーに見守られ軽く助走をつけて力強く地面を蹴るとフワッと真黄色なパラグライダーが真っ青な空に向かって上昇していく。ただその遥か上空を大きな鳥が見下ろすようにゆっくりと旋回していた。 | ||||||
大自然を堪能した後、来た道を戻る。ザルツブルグの街中に入ると一方通行などで道がよくわからなくなる。まぁ適当に走っていればザルツブルグ城へたどり着けるだろう、たまに城が見えるのだし・・ 走っていると何度も同じ行き先看板が目に入る。「Bahnhof」とかいてある。 確かこれは「駅」のはず。そして車を返すべくレンタカー屋さんは駅のそば。とりあえず「Bahnhof」を目指して走ると程なく駅へ。そして車を元あったところに止めレンタカー屋のカウンターに、すると車も見ずに、いくつかの質問をされ、「Yes」と答えると、「ノー・プロブレム」であっさりおしまい。傷のひとつを舐めるように調べる日本のレンタカーとは大違いである。まぁ車を鏡のように磨く日本と、バンパーで前後の車をどかしながら駐車するヨーロッパの文化の違いといえばそれまでか・・・・ ひとまず ホテルに戻り小休止。今日も旧市街へ、妻はお目当てのブランドショップへ、私はザルツブルグ城へ向かう。お城の下の広場には大きなチェス会場と駒がある。順番でいろいろな人が対戦する。子供や女性も入り、周りはギャラリーで盛り上がっている。その周りでは普通のチェスに興じている人たちが沢山いる。日本でも上野や池袋の公園で青空将棋大会をやっているのと似たようなものだが、巨大なチェスは丁度ザルツブルグ城から見下ろすと面白い。 妻と約束の時間に約束の場所で合流すると、お目当てのお店は 閉店してしまったそうで、不完全燃焼、最後の地ウィーンに賭けるようだ。 そして市街地を少し歩くとモーツァルト生家や祝祭劇場を見る。さすが音楽の街立派だ。 今日はお手軽に夕食と思いファミレスのようなイタリアンレストランに入るがパスタがゆで過ぎでうどんのようだった。 |
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とりあえず腹を膨らませた夕食後、トラムバスで駅前に戻る。明日は飛行機でウィーンへ移動のため、空港へのバス停を確認。ちょっと苦労したがなんなく空港行きのトラムバスを発見。事前情報ではトラムではなくポストバスと思っていたので事前確認して一安心だ。次への移動は前もって確認する。これも個人旅行の鉄則だ。 ホテルに戻ると前日から気になっていた時間貸しインターネットパソコンに1ユーロ入れる。これで10分使えるそうだ。で、自分のホームページなど確認するが、予想通り日本語表示できずNG。それでも何カ所かごくごく簡単な英語で記念書き込み。 |
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