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チェコ&オーストリア旅行記 |
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旅のはじまり・・・
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5月初旬・・・
今年の夏休みの旅行をどうしようかといろいろ考えていた。4年前に勤続10年リフレッシュ休暇を使い7月にハワイに行ってきた。来年は15年目にあたるからリフレッシュ休暇が取れるし脱太平洋で憧れの欧州行ってみたいと密かに行き先などに思いを巡らせていた。ところがいろいろ行き先を調べたり妻と話をしているうち、気づけば来年行くつもりなら今年でもいいじゃん、となり急遽この夏はヨーロッパ旅行となってしまった。 肝心の旅先だが、フランスのパリ、イギリスの口ンドン。べルギーにオランダ、そしてオーストリアにチェコや八ンガリー等々....候補は限りなく行きたいところだらけ・・・なので何かの条件で絞っていく消去法で考えることにした。今年はアテネオリンピックがあるので混みそうなイタリアやギリシャは次の機会にすることは早々決めた。個人旅行なので妻が以前訪れ、とても気に入った英語圏のイギリスに決まりかけ、JTB等旅行代理店を訪れ空き状況のチェックや基本書『地球の歩き方』も購入したがイラクのこともあるしひとまず保留に・・・ そして 写真を撮るモノ一度は芸術の都パリを、なる天の声があり、パリと世界遺産モンサンミッシェルや地中海の港町南仏マルセイユで決まりかけまたも『地球の歩き方』を購入したが・・・なにか決めきれない気持ちがあり迷っていた。 ただ、私には漠然とだが行ってみたい都市があった。なぜなのかは思いあたるコトは無いが昔見た映画か何かで印象深く覚えている気もする・・百塔の街、プラハだ。戦災を免れ、共産圏に属していた時代が長く中世の面影が色濃く残る街、ヨーロッパ列強に翻弄され、ローマ帝国の都だったこともある街。 そして、プラハを中心にルート調査に入り直行便がないので隣のオーストリア航空でウィーンに行き乗り継ぎが値段も時間も丁度良く、最終的に私の希望が通りプラハを含むチェコ&オーストリア旅行が決まった。 妻と地球の歩き方やネット検索等で検討した結果、最近、日本でも熊野古道が登録され話題になっている世界遺産を中心にルートを決めた。ウィーン直行便で乗り継ぎプラハ(旧市街が世界遺産)へ行き3泊、列車とバスでチェスキー・クルムロフ(中世の街並み全体が世界遺産)に1泊、列車で国境を越えてオーストリア、ザルツブルグ(旧市街が世界遺産)に2泊し一日はレンタカーでザルツカンマーグートのハルシュタット(風向明媚な世界遺産)をめぐる。そして飛行機でウィーンに戻り2泊し帰国する全行程8泊10日のルートが決まった。 そして今日、5月21日、一番難航したザルツブルグのホテルが取れた。これですべての宿泊先が決まった。プラハ3泊が大きなアメリカンタイプの4☆ホテル、チェスキー・クルムロフが築350年の5☆の高級ホテル。ザルツブルグ、ウィーン各々2泊がヨーロピアンスタイルの中規模ホテルと、すべてが4☆以上の満足の結果となった。 ザルツブルグは音楽祭の真っ只中で3度目のトライでようやく取れた。 妻は、早速オーストリア 観光局に資料請求をして、地図や観光案内を入手する。地球の歩き方より詳しい、情報量も豊かだ。ただ殆どが英語、中にはドイツ語もある。眺めていると旅行気分は否応無しに高まる。私も負けじとプラハやウィーン関係の本をアマゾン.comで注文したり、チェコ語の本(CD付き)を購入し旅に備えることに・・・・ |
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