Top>Travel>EURO2005>8/2
       
← Before
8月2日(火)
Next →
       
今日でパリともお別れ、イギリスへ向かうユーロスターの予約は午後1時だから、半日時間がある。
毎日ホテルから見ていたエッフェル塔へ向かうことに、朝から雲一つ無い良い天気。空はどこまでも深く青い、エッフェル塔も青空バックに絵はがきの様に映える。

登りはしなかったが麓の緑豊かな公園を散策。エッフェル塔が全てフレームに納まるまで離れて振り返ると美しい佇まい。東京タワーよりも品がある感じだ。
     
右の写真はホテル滞在中に朝食やおやつ、飲み物等、買い物をしたガソリンスタンド内にある小さなスーパー。店員さんも愛想が良く何度も利用した。旅先でホテルにチェックインすると最初に探すのがこうしたお店だ。そしてそこには観光客相手では無い地元の人が普通に買うものが沢山並んでいる。
     
  パリ北駅までは地下鉄を乗り継いでも行けるが、ホテルの前のバス停から時々北駅行きらしきバスが出ているのを前日発見していた。なので、街の景色もゆっくり見れるバスを利用することにした。時間もたっぷりと余裕あるし。

パリ北駅に着くと、まず日本からプリントアウトした予約書を駅窓口に見せて、乗車券に引き換えた。バカンスのヨーロッパ人ばかり。あらかじめ予約しといてよかった。改札を抜けるとフランス出国&イギリス入国となる。パスポートを見せてホームに降りるとユーロスターが停車している。
2等の座席は少々膝元が狭い、飛行機のエコノミー席のようで、これは日本の新幹線のほうが快適だ。
13:04定刻発車。車内の売店でサンドイッチなど昼食を買った。途中車内点検ということで30分以上停車したため、ロンドンから飛行機などに乗り継ぐ人は焦っていたようだ。
 
       
予定より遅れて英国南部の都市、アシュフォードに到着。ここから今日の目的地ライへ向かうための列車を待つ。その間少し駅前を歩いた。

アシュフォードからライまでは約30分、料金は5ポンド、日本より少し高い感じだ。車窓からはのどかな草原と羊や牛が見える。程なくライに到着。

ライは中世の趣が色濃く残る小さな街、駅前から街の奥に向かって緩やかに登っている。そんな街中を歩くこと約5分、本日の宿、5つ星のB&B「 little orchard house」にチェックイン。
夕方とはいえ、まだまだ明るい夏の欧羅巴、ホテルの周りを散歩する。
緩やかな坂と石畳、落ち着いた街並み。どこを見ても画になる。
 

夕食はB&Bの主人に聞いて、地元のビストロ「landgate bistro」で魚料理を味わう。
バターと塩コショウのシンプルすぎる味付け。 フランス人には物足りないかもしれないが妻と 私はイギリスらしい料理でとても気に入った。
のんびりと食事した後、ようやく日が沈んだ街を散歩しながら静かなB&Bへ戻った。
ホントに静かな夜だった。

   
Next →