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7月30日(土)
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昨年、成田でフライト5分前搭乗の冷や汗モンの貴重な経験をしたから、今年はその学習効果を最大限に発揮すべく準備を整えていた。昨年は良く言われるフライト2時間前の成田空港着でツアーデスクにチェックインで並び、航空会社カウンタに並び、両替に並び、手荷物検査で並び、最後に出国手続きで大行列、出国するやいなや搭乗口に猛ダッシュ・・・
妻がもくろんでいた免税店化粧買い物ドコロでは無かった。
今年は、ANAで直接チケット購入なのでツアーデスク並び無し、ANAチェックインも半自動で楽々、両替も事前に街中の三井住友銀行で完了済み、あとは手荷物検査と出国手続きのみ・・結局手荷物検査で15分、難関出国も20分程度で楽勝クリア。
去年のあの混雑はナニ?って感じだった。

とにかく出てしまえば免税天国とばかりに買い物に走る人達・・
飲めない吸わない私には単なる休憩時間。妻はあらかじめリストアップ済みの化粧品を買いに消えていった。私は機内等で読むための本を探して書店に向かう。女性アスリート特集に惹かれスポーツ詩Numberを購入、レジ行くと妙に中途半端な金額、そうだ本も免税で5%安くちょっと得した気分。

買い物を済ませ搭乗ゲートに向かいのんびりと過ごす。やがて搭乗アナウンスが流れほぼ定刻通りに飛行機は動き出す機内は約8割くらいの状態。ただ毎度の離陸待ち渋滞で滑走路に向かうアプローチには見えだけでも5機見える。
やがて我らのANA便の順番が来てジェットエンジンが一段と高鳴り一気に加速する。
シートに埋まる感じの体、何かを・・そう仕事のことや猛暑を置いていくような感覚でさらに加速、そして体が背面に傾き離陸する。
何度乗っても緊張する時間だ。飛行機は安全な乗り物だが、離陸直後と着陸前の8分間が一番危険と聞いていたから祈るような気分で機外モニタを映している液晶を見たりじっと目を閉じる。
ポ〜ンという音ともにシートベルト着用サインが消え何かから解放された気分になる。ほどなく客室乗務員さんが飲み物とおやつを持って来てくれた。これえでリラックスし気分が落ち着く。このときの飲み物はとても美味しいと感じる。

12時間のフライトも映画4本、食事、おやつ等々でさほど退屈にも感じず予定より少し早くパリ、シャルルドゴール空港に着陸した。飛行機を出て空港に入ると蒸し暑くない!
これぞ期待していた欧州の爽やかな気候だ。冷える機内で来ていた長袖シャツのまま入国審査、手荷物ピックアップを済ませ凱旋門に向かうエールフランスバスの乗り場&チケット売り場を探す。去年プラハではチケットが買えず”タダ乗り”から始まる珍道中のような状態になってしまったが、今回はしっかりと・・乗り込めた。

バスで走ること1時間、パリのシンボルのひとつ凱旋門脇に到着。ここから今日のホテルまでは地下鉄1号線で一本。ツアーだとホテルまで送迎してくれるが個人旅行は自力でホテルまで向かうことになるがこれも旅のひとつ。少々荷物が重く、狭い地下鉄車内で窮屈だが目的駅”HOTEL DE VILLE”到着。地上に出ると目の前があの有名なドアノーの”市庁舎前のキス”の市庁舎がある。ここはまたあとでゆっくり来ようと思いつつ、荷物を転がしながらホテルを目指す。街なかのホテルなのでこぢんまりとしていた。狭い入り口を入ると小さいカウンター、早速チェックインするためにカウンター内の女性に声をかけるとしばらく一方的に話されどうも、ホテルの空調が故障で予約していた部屋に泊まれないからグループの別のホテルに移動して欲しいとのこと。。。。今回予約してたホテルは「フランス・ルーブル」変更先は「フランス・エッフェル」場所は名前の通りエッフェル塔の近く。タクシーはホテルが用意してくれて移動すること20分ぐらいでだんだんエッフェル塔が近づいて来る。
ホテルは少しエッフェル塔から離れた静かな街中だった。最初渡されたキーの部屋に行くと、なぜか洗濯物が干してあり慌ててフロントに問い合わせたらすぐ別の部屋を用意してくれ、そこはベットが3つあるトリプルルームだったので広々としていた。

荷物を置き一息ついてから近所を散歩、これから3泊するので朝食や軽めの夕食等で買い物できるお店は不可欠。日本のコンビニのようなトコロはなく、スーパーも見あたらず焦ったがガソリンスタンド内のお店を発見して一安心。サンドイッチやお菓子飲み物はあって店員さんの応対も良さそうだった。

この日は朝からの長い一日と翌日に備え早めに就寝。

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