富士フィルムのX-T1を買ったときキャンペーンで純正Mマウントアダプタを貰ったのだが私が持っているMマウントレンズは2本とも使用不可だった。そんなにマウントアダプタで使うつもりも無かったが"使えると思っていたのがダメだった"となると消化不良のような状況に陥っていたようだ。
少し調べたところサードパーティ製で使えるアダプタがあるのがわかり、もらい物の純正アダプタを売却し差額を払って購入してしまった。それには繰り出しヘリコイドがあり元々寄れないライカレンズが寄れるようになる。普段、寄った写真など殆ど撮らないがそうなるとどこまで寄れるか試してみたくなる。さらにDRズミクロン50mmはメガネを使うことでレンズ自体も繰り出しができ、アダプタの繰り出しと併用し20cmくらいまで寄れる。これだと75mmの中望遠マクロレンズとして十分使えるだろう。
これは最短に寄った写真では無いが良く写るレンズだ。
それと昨日は久しぶりに江古田へお世話になっているWSの師匠を訪ねた。目的はM形ライカ用手作り皮ケースを手にとって、気に入れば買うためだ。見ると3種類があり、濃い茶色で一番しっかりとしたモノ、オリーブ色で皮が一番柔らかいモノ、薄い茶色でそれらの中間のようなモノだった。少し迷ったが手触りでオリーブ色を選んだ。昨日はM6は持っていなかったので取りあえずX-T1を入れたがペンタ部の膨らみが比較的小さいのが幸いしそれなりに収まりがよかった。
9月にルデコでG展の人達が何名か来ていてそろそろな時期だ。これから暑くなり、暑い暑いと言っていると9月などあっという間ですねと・・・
ここしばらく「美意識」についてあれこれ考えている。先日お世話になっている方に言われたひと言で、特段目新しい単語でもないが意識に中から抜けていた言葉だった。この単語がアタマに残ってみると、過去1年くらいを思い出したとき未完成のジグソーパズルに填まるピースを一つか二つ見つけたような感覚がある。
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