モノクロ写真展

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ここ数日、モノクロ銀塩プリントの展示を観てました。明日からフランスで撮ってきたモノクロのプリントを始める予定です。とりあえずはベタですが。

冬青社ギャラリーで開催中(もうすぐ終わりですが)の山下恒夫さんの「もうひとつの島の時間」。数年前写真集「島の時間」を山下さんから購入しました。この写真集はカラー作品で最初見たとき、1ページ目から最後までよどみなく観れてしまったコトが印象的でした。それまで、写真集を見ているとあれ?とか??な場合にどうしても手が止まり前のページを見返したりしてたので自分なりに新鮮な経験でした。複数の写真をまとめるためのヒントをくれた一冊でした。
それから少し経ったとき、コニカミノルタギャラリーで「もうひとつの島の時間」のモノクロ展示を観ました。プリントの、特にそろったトーンの美しさにまず目を奪われた記憶が鮮明に残っています。
そして、昨年、冬青に行ったとき写真集を購入。今回の展示でもう一度モノクロプリントを拝見することが出来て、山下さんに直接プリントについてなどいろいろ貴重なお話を聞くことが出来ました。妥協しない自己へのこだわりはキビシイ言葉の中にもシンプルな真理を説いてくれたと受け止めています。

川崎市民ミュージアムで開催中のハービー山口さんの写真展 「 ポートレイツ・オブ・ホープ」 
~この一瞬を永遠に~。
いままで部分的に観たことのある写真がまとめて展示してありました。ロンドン、東欧、Peace、アーティストのポートレート、代官山十七番地など約240点。私が一番好きなシリーズは東欧シリーズも沢山展示されていてもう一度ゆっくり行きたいと思っています。写真作品だけでなく使っていたカメラや貴重なベタ焼きもケース展示されていと特にベタというのは興味深いモノでした。ハービーさんのモノクロ人物写真は素敵だと改めて思いました。

そして同じく川崎市民ミュージアムで明日まで開催の
第2回シルバーソルトクラブ写真展」、前回は谷中のりんごやさんで開催でしたが今回は広い会場に参加メンバーのがんばりとこだわりを感じました。

というわけで明日からのプリントを前に刺激を沢山もらってきました。プリントに活かせるか否かは私次第ですが。。久しぶりの暗室で楽しみです。


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