久しぶりの暗室作業。昨日は溜まっていたベタ作り。今日はフィルム現像。
(今日は判る人にしか全く興味のない内容で長いです)
(今日は判る人にしか全く興味のない内容で長いです)
真夏の暑さと写真展の準備などで7月以来の暗室。
ベタとはいえ現像液中で浮かび出てくる像を見ているとワクワクする。液中でみる画像はなんとも綺麗に見え、この感じでプリントが展示できればなぁといつも考えてしまう。
そしてフィルム現像。5月にお世話になっているワークショップで現像実習を受けてから現像液をTmaxからMICRODOL-X(1:3希釈)に。現像タンクはLPLからヤフオクで入手したMaSuKoを試そうとしていたがやっと今日使うことが出来た。
MaSuKoタンクが送られてきた日に早速いろいろいじっていたら大きいフタ(リッドという名称)が開かなくなり四苦八苦。友人などにメールで聞いたりしてゴムハンマーを買ってきてガンガン叩いてやっと外れ、噂では聞いていたが「これかぁ・・」という感じだった。
ただもともと作りがしっかりしているからリッドをLPLタンクのようにがっちり押し込まなくても液漏れしないこともわかり軽くかぶせる程度にした。
使ってみた感想は
☆良い点
・リールに巻きやすい。ブローニーでも安心して巻ける
(LPLの時は相当慎重にしてもフィルムに折れ目が着き易かった)
・現像中に液温が計れるのは便利というか安心できる
(温度計読み取り値で24℃設定に対し±0.2℃以内にコントロールできる)
★イマイチな点
・重い(利点の裏返しなので仕方無し)
・高い(一度買えばずっと使えるしヤフオクなのでまぁこんなモン)
・液量が多い(安心の代償?)
一番悩んだのが攪拌をどうするかということ。
LPLの時は現像液を入れて最初1分は連続攪拌(3回/5秒程度のペース)そのあと1分毎に5秒と決めていたがMaSuKoの取説を読んでいたら一般の現像タンクより攪拌効率が高いから連続攪拌は不要と書いてあった。しかし最初の連続攪拌を無くし気泡取りだけで放置する勇気?は無く、ネットなどで調べてみて結局、
現像液注入、タイマースタート、連続攪拌(3回/5秒程度のペース)30秒、1分毎に3回/5秒攪拌で処方通りの14分45秒経ったらタイマーストップ、現像液排出、停止液注入。
クーラーボックスに24℃の水を入れ、待ち時間はタンクを浸し時々液温確認、低ければボックスに温湯を入れ、高ければ冷水を入れ、これで変動は±0.2℃以内にコントロールできた。どれだけ仕上がりに影響が出るか解らないが精神的に安心できる。要はぶれる要素を極力排除し自分のデータを積み上げて最適条件を見付けることが出来る。
LPLの時もあまり"現像ムラ"が気になったことは無いので、このプロセス中に液温がコントロールできてことが私にとって最大のメリットだと思っている、次が巻きやすいリールだろう。
それと一番気になっていたリッド外れなく問題だが今回は問題なくあっさり開いた。でもちょっと油断して斜めにリッドが深めに嵌ると確実に外れにくくなりそうここが一番要注意かもしれない。軽くかぶせキャップとタンク底面を両手の平で持ちゆっくり目に攪拌することを留意。
そして現像した結果がだが、ネガの状態を見ると気になるムラ、キズ、フィルムへこみは無し。トーン(コントラスト)も撮影時のいい加減な露出を差し引いても問題無しのレベルだった。
取り敢えずしばらくは今回の処方をベースに他の方の話など元に試行錯誤する予定。
ベタとはいえ現像液中で浮かび出てくる像を見ているとワクワクする。液中でみる画像はなんとも綺麗に見え、この感じでプリントが展示できればなぁといつも考えてしまう。
そしてフィルム現像。5月にお世話になっているワークショップで現像実習を受けてから現像液をTmaxからMICRODOL-X(1:3希釈)に。現像タンクはLPLからヤフオクで入手したMaSuKoを試そうとしていたがやっと今日使うことが出来た。
MaSuKoタンクが送られてきた日に早速いろいろいじっていたら大きいフタ(リッドという名称)が開かなくなり四苦八苦。友人などにメールで聞いたりしてゴムハンマーを買ってきてガンガン叩いてやっと外れ、噂では聞いていたが「これかぁ・・」という感じだった。
ただもともと作りがしっかりしているからリッドをLPLタンクのようにがっちり押し込まなくても液漏れしないこともわかり軽くかぶせる程度にした。
使ってみた感想は
☆良い点
・リールに巻きやすい。ブローニーでも安心して巻ける
(LPLの時は相当慎重にしてもフィルムに折れ目が着き易かった)
・現像中に液温が計れるのは便利というか安心できる
(温度計読み取り値で24℃設定に対し±0.2℃以内にコントロールできる)
★イマイチな点
・重い(利点の裏返しなので仕方無し)
・高い(一度買えばずっと使えるしヤフオクなのでまぁこんなモン)
・液量が多い(安心の代償?)
一番悩んだのが攪拌をどうするかということ。
LPLの時は現像液を入れて最初1分は連続攪拌(3回/5秒程度のペース)そのあと1分毎に5秒と決めていたがMaSuKoの取説を読んでいたら一般の現像タンクより攪拌効率が高いから連続攪拌は不要と書いてあった。しかし最初の連続攪拌を無くし気泡取りだけで放置する勇気?は無く、ネットなどで調べてみて結局、
現像液注入、タイマースタート、連続攪拌(3回/5秒程度のペース)30秒、1分毎に3回/5秒攪拌で処方通りの14分45秒経ったらタイマーストップ、現像液排出、停止液注入。
クーラーボックスに24℃の水を入れ、待ち時間はタンクを浸し時々液温確認、低ければボックスに温湯を入れ、高ければ冷水を入れ、これで変動は±0.2℃以内にコントロールできた。どれだけ仕上がりに影響が出るか解らないが精神的に安心できる。要はぶれる要素を極力排除し自分のデータを積み上げて最適条件を見付けることが出来る。
LPLの時もあまり"現像ムラ"が気になったことは無いので、このプロセス中に液温がコントロールできてことが私にとって最大のメリットだと思っている、次が巻きやすいリールだろう。
それと一番気になっていたリッド外れなく問題だが今回は問題なくあっさり開いた。でもちょっと油断して斜めにリッドが深めに嵌ると確実に外れにくくなりそうここが一番要注意かもしれない。軽くかぶせキャップとタンク底面を両手の平で持ちゆっくり目に攪拌することを留意。
そして現像した結果がだが、ネガの状態を見ると気になるムラ、キズ、フィルムへこみは無し。トーン(コントラスト)も撮影時のいい加減な露出を差し引いても問題無しのレベルだった。
取り敢えずしばらくは今回の処方をベースに他の方の話など元に試行錯誤する予定。
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