ミャンマー支援

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先日、国連の潘基文事務総長がミャンマーの首都ネピドーで軍事政権トップと会談してから復興支援の動きが出てきている。

そして今日、ヤンゴンで国連と東南アジア諸国連合(ASEAN)が被災者支援や今後の復興策を協議する支援国会合を開いた。軍事政権側から被災や救援状況を説明があり、各国・機関が支援額や支援手法などを表明する見通しとのこと。。支援の使途などを監視する手法も議論になる予定らしいが・・・ホントにどこまで受け入れが実行されるまでは喜べない。

災害発生から時間が経ちすぎてからの動きだが、この間に一体どれくらいの被害が拡大したかわからないが、これからでも一人でも多くの命を救って、彼らに元の生活が戻ることを願うばかりだ。

とにかく被災者の支援救済を優先し、欧米諸国もヘンに政治的な思惑をちらつかせ軍資政権を硬化させないで欲しいと思う。

私がミャンマーでお世話になったA女史、バンコク在住のDrT氏の支援活動もはじまりその様子などが日々メールで送られてくる。最近日本では現地の様子はほとんど報道されずわからないが、メールには深刻な現状が綴られていた。

以下にその一部転載します。

------以下引用抜粋------

A女史は昨日、寄贈頂きました衣服60kgを持って、ヤンゴンに戻り、本日は、要望のあった緊急援助物資をヤンゴンで購入集荷しています。現地からもたらされる情報では、塩、幼児用ミルク、テントや屋根の代用になるビニールシート、マッチ、ライター、火付け木、石鹸、インスタントラーメン、衣服、毛布、米などが、必要との情報を得ています。

5月7日には、A女史がインレー湖より、米10トンを緊急にヤンゴンに送り、シュエダゴンパゴダ前のインレー湖の宿泊所で、被災者に無料配給しました。ヤンゴンでは、テレビやラジオの報道が管制されており、却って情報が入手できないようです。また、被害の大きなデルタ地帯への道路は、普段でもアスファルト簡易舗装ですから、今回のサイクロンで分断されています。その為に、デルタ地帯の海岸地帯への交通手段はヘリコプターしか無いようです。

被害の大きかったミャウミャ市の、市長の息子さんと17日に東京でお会いしましたが、大変な状況のようです。多くの家屋がすべて流亡し、死亡数が確認できないようです。また、死者の浮いた川や沼で魚を採って、飢えをしのいでいるようです。想像もつきません。

50年間にわたる軍事社会主義の軍事政権下の報道とは全く異なるようです。

今、私たちが出来るのは、現地で何が必要かを把握し、実際に必要な人々に手渡しをしてきたいと思います。

すでにコレラ、赤痢、マラリア、デング熱などの発生がヤンゴンでも報告されています。ヤンゴンでは、抗生物質や治療薬はすでに入手困難との報告を受けていますので、バンコクの製薬会社から購入し、エアーバガン航空の協力を得て、衣服(約100kg)などと共に26日にヤンゴンに持ち込みます。

アモキシリン(アンピシリン) 500mgで、製造会社によりますが、バンコクでは1カプセル10円から15円です。
日本の10分の1でしょう。ヤンゴンでは、1カプセル100円に高騰しています。。
赤痢、エキリ、コレラに特効的に効きます。
 
電話でヤンゴンのA女史と連絡を取りながら、購入を進めています。すでに5件の薬局を回り、5,000カプセルを入手しました。また、バクテリアの下痢に効く抗生物質、風邪薬(1万カプセル)を購入しました。すでに30kgはあります。
薬品の箱から、製造会社が特定できますので、26日には、会社から直接大量購入をするように計画しています。
 
A女史のもって帰った50kgの衣服は、明日、デルタ地帯に行く義理のお兄さん(ミャンマーホテル協会理事)の一行に託しました。
250gに小分けした300kgの塩と石鹸、ライター1000個をヤンゴンで購入しました。明日、もって行って貰います。
 
私はこれから、粉ミルクを100kg購入に行きます。26日にヤンゴンに運びます。
状況によっては、29日にバンコクに戻り、バンコクに保管している補給物資を運びます。エアーバガンでは、ヤンゴンーバンコク間が航空券がUS$150程度で、荷物も災害救助で、無料で運んでくれます。タウンジーに飛行機で行って(往復200ドル)購入するより、安くなります。
 
ミャンマー軍事政権は、今回の災害援助金(約1兆2千億円)を、現金で各国に要求していると聞きます。
災害物資を購入し、直接、必要な方々の手渡しすることの重要性を感じます。
軍事政権に焼け太りをさせてはいけません。
 
ドルの交換率は、目下、1US$=900-950チャットになっていますから、実質、30%の値上がり感があります。
バンコクと価格を比較しながら、物資を購入して運びます。

ヤンゴンには、被災者にシャツやズボンなどの支援物資が配られ始めていますが、一番必要なのは、ロンジー(腰巻)、塩、食用油、石鹸、マッチ、インスタントラーメン、水だそうです。
現実には、彼らはズボンをはく習慣が無いので、ズボンは必要ないのです。ロンジーが彼らの服で、寝具にもなり、タオルにもなります。洗っても、1時間で乾きます。早速、皆様からお預かりした基金から、US$500 分のロンジーと、US$500 分のブランケットを購入し、寄贈させて頂きました。
 
多くの外国からの救援物資は、現地を知らないために、無駄なものが多いとの苦言があります。
オートミールやコーンフレーク、クラッカー、肉の缶詰、コンビーフ、バター、缶詰スープ、野菜ジュースなどは彼らは食べたことがなく、食べる習慣もありません。お米しか食べたことの無い村人が「ニワトリの餌や腐ったスープ」と形容し、食べないようです。先日アンさんが言っていた事が現実になりました。外国との習慣の違いが、誤解を招くこともあるようです。
特にデルタ地帯の農民は、お米しか食べたことが無く、パンもコーヒーもバターも知りません。ヤンゴンに出て行く、出て行った人はほとんどいないでしょう。
 
日本のテレビニュースで、村人が水につかり「クウシンサイ」を採って、食べていましたが、テレビキャスターは、飢えて雑草を食べているといっていました。クウシンサイは彼らの、重要な野菜です。
 
昨晩ヤンゴンに到着した日本の会社で働いているミャウミャの市長さんの息子さんは、明日、A女史のお兄さんたちと共に、現地に戻り、26日に現状と必要品を知らせてくれることになりました。抗生物質や幼児用ミルクが欲しいようですから、26日に、バンコク市内の製造会社に行き直接購入します。
 
26日にヤンゴンに行く予定でしたが、A女史から、バンコクで必要物資を購入し、27-28日にして欲しいとの連絡があり、予定を変更します。もし26日に行けないようでしたら、エアーバガンに頼んで、抗生物質と幼児用ミルク(200kg)をヤンゴンに送ってもらいます。空港マネージャーを良く知っていますので、快く送ってくれることになりました。

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