今日は予定通り、シゴトも早めに切り上げ、寄り道がてらの帰宅でした。東京まで新幹線でも戻り、中央線でお茶の水へ、
聖橋を渡り、湯島聖堂を右手に神田明神へ。そのちょっと先の坂降りかけにある'Gallery bauhouse'
写真家田中長徳氏の個展"PRAHA"を見てきました。プラハは私が最初に訪れた欧州の街、どのような写真なのか楽しみにしていました。
入るとそこにはウィーンやニューヨークなどのスナップが並び、プラハは地下と書いてありました。写真は敢えて私があれこれ書くようなことな無いのですが、ひとつ気になったコトが、プリントにある糸くず等の多さ。プリントされている方なら判るのですが、ネガについたゴミやホコリはどんなにブロアーで吹いても100%取り去ることは不可能、ネガのキズもどうしてもゼロにはなりません。
私でも展示プリントなどは細心の注意をし、会心のプリントが出来たとしても、気になる糸くず後など見つけると、もう一度泣く泣く焼き直しをしたことは度々でした。見方を変えればキズやゴミもオリジナルプリントの醍醐味、味、それも"表現"と言えばそうなのかもしれませんが、少なくとも今の私には受け入れられない気がしてます。
そんな細かいことよりも、写っている中身が素晴らしければ良いのだとも思いますが、自分でプリントする身としては、写真が素晴らしいのだったら最高のプリントを仕上げようと思うのが普通だと・・・・
一枚目の写真はそのギャラリーに置いてあったステキな時計テーブル。ちゃんと動いているのでアリバイ写真に使えます(笑)。
二枚目は湯島聖堂、平日に入ったのは初めてで、異様な静けさと雰囲気を醸し出していました。なんか独特の世界、空気を感じるトコロだと思います。
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