HK PHOTOBOOK FAIR2018

2018年3月30日~4月1日までHK PHOTOBOOK FAIR2018に冬青社メンバーの1員として参加してきました。

髙橋社長、渡部さとるさん、Photographer HALさん、北桂樹さんと私の5人、他のブースとくらべ作家が多く一番の大所帯でした。

持って行った写真集「Thanaka」と「Myanmar 2005-2017」は売り上げに大きな差が出るという謎を残してくれました。

「Myanmar 2005-2017」8冊に対し「Thanaka」は1冊の売り上げ。2冊並べて最初に手に取るのは「Myanmar 2005-2017」の方が圧倒的に多かったですが話しかけて説明すると「Thanaka」も手にとってくれました。それでも最後に買ってくれた人は「Myanmar 2005-2017」の方が多かったです。

高橋社長はじめ他のメンバーと何故ここまで差が出るのか?の話題になりましたが決め手になるような理由は出てきませんでした。

最初に手に取るのはタイトル含めたカバーデザインが大きいのだと思いますが、中身を比べるとそこまで差があるとは作家本人としては思えないです。渡部さとるさんは「Thanakaの方がミャンマーらしさがあって良いのに」と首をかしげていました。この理由を考えることも次に向けてヒントになるのでしょう。
何れにしても無名の日本人の写真集にお金を出して買ってくれるのは励みになります。これも冬青社から出版していることは大きいと思っています。

 

今回の香港はBook fair参加が目的でしたがArt Basel HongKongやギャラリーを観て今のアートに触れるのも楽しみにしていました。アートの話は別にして今回の香港をキーワードでまとめると

・Uber

・AirBnB

・マカロニ

です。

Uberは北さんが登録し香港空港から宿までで始めて利用しました。5人プラス荷物沢山なので7人乗りが頼めるのは本当に便利です。その後も宿からBook Fair会場まで毎日Uberを利用しもう手放せないToolになりました。そして、最終日宿から空港へ向かうとき呼んだ7人乗りが2列目シートが2人用で荷物を積むと全員乗れず初めてのキャンセル。仕方無いので4人乗りを2台頼むことになり、北さんが1台目を捕まえてプリウス、急遽私も利用者登録して呼ぶことにしました。香港では「4人乗り」「4人乗り高級版」「7人乗り」が選べます。通常4人乗りが一番安いのですが、偶々「4人乗り高級版」の方が少し易い表示になっていたので(配車や空き状況で料金はころころ変わります)そっちを選択すると車種欄に「Tesla」の文字。Teslaは日本でも売られていますが乗ったことはありません。スーツケースが3個積めるか若干心配でしたが積めて、空港へ向け出発。落ち着いた革張りシートとEVならではの静かさで乗り心地も最高でした。オーナーは品の良い60代くらいの男性。

AirBnBは今回利用した宿泊施設、日本でも話題の民泊です。チーム冬青5人で利用。ネットの紹介では最大9人まで可とありましたがさすがに9人は無理、5人がが現実的な上限でした。シャワー付きトイレが2カ所あるのは助かりますが、ベットは2個以外は小さめでしたが立地の良さと値段を考えると充分有りでした。夜遅くまで写真やアートについて話をしたり今後の作品作り貴重な時間でした。これだけでも香港に来た意味がありました。

宿はBnBだったので朝食も近所の食堂などで食べましたが、3日目の朝メニューに英語表記があり麺類のとことに「目玉焼き、ベーコン、マカロニ」がありました。麺類は米粉や出前一丁、卵麺は知ってましたマカロニは謎でした。試しに私が注文すると出てきたのがこれでした。

そのままゆでたマカロニ。。。味も想像通りで不味くはないですが食べ難かったです。あの種麺が円形の太い箸は滑るし、レンゲだと熱い汁ごとになり熱いし。でも香港在住8年の友人に聞いたら最近香港の定番メニューになっているそうでした。確かにその店で働いてたおじさんも同じのを食べてましたし、他の店でも食べている人を何人も見かけました。

4年連続参加のHALさんはさすがに詳しく、店選びや注文はほぼお任せしていましたが本当に香港は食べ物が美味しかったです。食後に行ったスイーツ屋さんもHALさんおすすめでした。これはマンゴープリンマンゴー乗せです。甘さ控えめなマンゴープリンと少し酸味のあるマンゴーの組み合わせが絶妙でした。店内は香港の若者達で常に満席でした。

自分を知らない人たちに英語で話をすることは正直疲れますし、航空券や宿代を計算するとプラスにすることは難しいです。それでもかけたお金と時間以上得られる香港なので来年も参加できるよう今回のことを活かして臨みたいと思います。もっと多くの人に手にとってもらい気に入った人には買って貰うには様々は工夫もトークも必要と痛感してます。

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