2013年10月アーカイブ
今夜、地元の写真仲間と共にお通夜に行って来た。
写真を始めたばかりの頃に通った東京町田の写真教室で知り合って以来、何度か一緒に撮影旅行に行ったり、グループ展を開催したりしていた人生の大先輩だった。享年82歳、当時はミノルタの一眼、ペンタックス67、ライカM7などを使いポジフィルムで沢山撮られていた。近所の公園が定番で四季の風景やスナップをよく見せて貰っていた。
帰りがけ仲間と当時の思い出話しをしながら歩いた。
ご冥福をお祈り申し上げます。
写真は2003年10月、福島の五色沼に皆で撮影旅行に行ったとき、何方かのCanon New F-1のファインダーをデジカメのマクロ撮影で撮った居ちまい。確かコレを観ながら構図が・・とか露出がなど話していた記憶がある。
昨日の土曜は銀座、恵比寿、新宿界隈と久しぶりに写真展巡り。
キヤノンギャラリー銀座で開催中の沼田早苗さんの「浅草ものがたり」。
2010年から撮られた様々な浅草、特に入り口にあった俯瞰で撮られた一枚は印象的だった。写真集に合わせて作られた写真集も浅草をイメージするモダンなデザインで一冊購入。丁度沼田さんが居られ、撮影の時や展示・写真集のセレクトなど興味深い話が聞けた。
東京都写真美術館の須田一政氏の「凪の片」。
写真集などで観た作品もあったがオリジナルプリントは見応えがある。200点を超える作品を一気に観て・・だったが展示形態に??と思えるシリーズが幾つか・・もっと一点ずつじっくり普通に観たかったと感じたのは恐らく私だけでは無いはずだ。図録は後日冬青で購入。
トーテムポールギャラリー、有元伸也氏のariphoto2013 vol.3。
DMにあった蛾の写真が強烈だったが、他にも息をのむ作品が多数。以前の新宿界隈とは違った迫力がある。2週間後にまたセレクション展が開催と精力的な作家活動には頭が下がる。有元さんの展示はいつもアタマにガツンと来る。
蒼穹社、塚田信之氏「静かな雑踏V」。
毎年開催の今年が5回目だそうだ。過去の展示は殆ど(1回逃しているかもしれない)観ているが今回の印象は「揃っている」だった。過去には1枚か2枚違和感を感じたのだが今回は最初から最後まで流れるような感じだった。渋谷や新宿など都心の繁華街で撮られたスナップなのだが捕り手の気配を感じない不思議な作品。毎年毎年同じテーマで写真展を開催するのは大変なことだ。是非、続けて行って欲しい。
でもって今日は新居用にお店やネットでいろいろ小物を買い物。これでほぼ目処がついた感じだ。来週火曜に鍵の受け取り。来月の引越まで写真関係など大切なモノは自分で少しずつ運ぶ予定。
先日の富山へはAmazonで買ったオリンパスEP-L3を持って行っていた。バリアングル液晶が便利で地面目線でも簡単に撮れる。雑草は逞しい。。
9月はバンコク(2泊3日)に行ったり、富山(2泊3日)に行ったり、その合間に引越準備の片付けをしたり、週末に台風が来たりと慌ただしく過ぎた
バンコクは幾つかの目的を果たすため慌ただしく過ぎ去り、富山はゆっくりと友人達との時間を過ごした。
気付けばもう10月、あと3ヶ月で今年も終わりだ。そして来年4月から消費税が8%になることが一先ず決まったようだ。そうすると買う予定のモノは今年度中に買った方がと余計なトコロにまで目が行ってしまう。
新居の鍵を貰うのが再来週、引越までは1ヶ月を切った。9月に写真関係、特にモノクロプリントを整理し、ゴミ袋3つ分くらい破いて捨てた。整理しながらついでにベタとか見始めると作業が遅々として進まないがあれこれ見ていると、数枚程度でどこかで展示してみたい気のするのがいくつも有った。引っ越して落ち着いたら少しずつプリントしてまとめて行きたい。新居の暗室環境は今より少し広くなり作業環境が良くなり効率も上がるはずだ。
富山へは友人達に会うために行ったのだが、行く前は正直、富山の印象と言えば黒部ダムと蜃気楼程度しか無かった。しかし訪れてみると水は川も海も綺麗で、これが豊富で高く無く、新鮮で美味しいな海の幸、山の幸そしてお米になるのだと納得だった。また次回、是非訪れたい。